まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

あきたわあ2

2007-09-12 15:55:31 | モブログ

買い物の帰りにマサチャンママのお店、薬局に寄った。
ご主人が「ずーーっと奥へ行って」と言うので台所まで行くと、マサチャンママは、「ちょうどいいところへ来たわ。」と言う。
「あんた、カニ食べえせん?」と聞かれた。
カニねえ、いいけれどなあ、今小さいフグの空揚げがあって買ってきたしなあ、イナダも煮つけなくてはなあ、とちょっと躊躇した。佐渡に来た当座だったら速攻で飛びつくのにねえ、贅沢になったものだ。
「食べてくれえっちゃ、家じゃ誰も食べえせんが。今茹でたばっかりだや。」とさらに押された。うん、確かに湯気が立っている、私がスーパーで買って茹でているカニよりはるかに大きいじゃないの。だんだん食指がわいてきた。

「このところずっとくれるもんがおるんだっちゃ。」
マサチャンママは、純粋佐渡弁で懇願してくる。
「カニ、カレイ、カニ、カレイ、カニ・・・って毎日だや、もうくれるところがのうなったが。あんた遠慮せんで貰って行ってくれえっちゃ。」だって。
仕方ない、貰っていくか、と偉そうな態度で引き受けた。5つ(匹かハイか分からなくなった)くれるというが、「いらんいらん、そんなにいらん。」と、今度こそ断って3つだけ貰った。

マサチャンママは、もうすっかり飽きている。
カニを大鍋で茹でることにも、カレイ下処理にもうんざりしている。
「このもんたちはの、(と、ご主人と娘を指し)私が魚を料理してくると、くっせい、くっせいって(臭いね)まあ、うるせーーが。」と、飽きた気分が高じて家族に非難の矛先が・・
ご主人「おらもう、カレイはいいっちゃ。食いとうない。」って!

皆、飽きているものがあるのね。カニ?すごくおいしかったです。

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする