鬼百合 鹿の子百合 車百合 鉄砲百合 姫百合 姫小百合 山百合 ・・・ エトセトラ
百合の名前も多々ある中で。
*姥百合* とはねえ。まあ、なんたる名前を付けてくれたものだ。
今が見頃と、円海山に。バイクを止めてしばらく歩くとこの窪地にたくさんの姥百合。
だが、あまり人目を惹かないのよね。
写真を撮っているとオジサン二人連れに「百合ですか?」と声をかけられた。
「姥百合ですよ」と得意げな声で返事を返す。
お二人連れ、立ち止まったまま何やら手に取って。
「ああありました。姥百合ね。
花が咲く頃には
葉っぱがなくなる
= 葉がない
= 歯がない
とのことで
「ウバ」百合の名前が
と読み上げて教えてくれる。いいねえ、オジサンの二人連れハイキング。
戻って行ったらベンチでひと休み。シャツは汗でびっしょり。
「いい写真撮れた?」と聞かれて。
ベンチの上の図鑑見て、いつも持ち歩いているんですかと聞く。
気になったとき調べるそうで、リュックに常時携帯してるんですって。はああ。
姥百合に似つかわしくまあまあの写真(姥百合に怒られるな)。
水平に花がつく
少し開いてきて
最大限開いてもこのくらい
ひっそりとして、我が身を見るようだわ
もっと大型のもあるがその名は*大姥百合 ああ。