思い出多々。ま、それはおいといて。
今頃チュッパ一家は新幹線の中。広島のおじいちゃんおばあちゃんと年越しだものね。
うーん、ちと淋しい、娘が嫁にいったことを実感するわ。
で、昨日必要品の最後の買い物に上大岡へ。
魚屋さんの前は開店前20分というのに30メートルくらいの行列が。
ちらと横目で見ただけで疲れる。
デパ地下精肉店で店員さんつかまえてあれこれ聞く。忙しいのにごめん。
わざわざケースから取り出して、この大きさですと、現物見せてくれて。ありがとう。
レジに行くとふたりがかり対応。
慣れたレジ係さんと恰幅のいいいかにも今日のために駆り出されました男性氏。
おつりを・・・で四苦八苦。
レジ打ち女性の方と目があって思わず二人して微苦笑。
気配を察したのか臨時男性氏、
「すみません、不器用なもので」とどこかで聞いたようなセリフ。
「これから混んできますから頑張ってください」なんて余計なお世話の激励して。
そういえば先月診察してもらった私の主治医。
1キロ太りましてと申告したら、今は美味しいものがたくさんあるからね、って。
診察続けながら研修医のころの思い出話を聞く羽目になったりして。
ぼくらが若いころには正月は店は開いてなかったものね、コンビになんてなかったし。
研修医で宿直や日直のとき食べるものがなくて困ったよ、腹減って、って。
「えっ、先生お若いからコンビニはあったんじゃないんですか」なんて突っ込んだのがいけない。
それからも延々と。私は気が気じゃない次の患者さんが待っているでしょ、先生。
だから、暮れに買い出しして段ボールに日付書いて何日か分確保しておいたんですって。
蜜柑やインスタントラーメンやら何やら、そのころインスタントの焼きそばもあったかな。
それを後輩たちが黙って食べて、僕が食べるときには何もないんだよ。腹立ったね、って。
先生、お話はまた次にお聞きしますね、とは言わなかったけれど・・・私、それとなく区切りました。
診察室の外に出るのが怖いもの。でもこのオトコマエの先生、大好き。いい先生。
そうよね、私が若かった昭和の時代と違って、今は1月1日からお店が開いているんですもの、
正月飾りを忘れなければお正月は迎えられるわ。
そんなに焦って前のめりになることないんだわと思ったら、せっかちな私もゆったりした気分になって、
街の暮れの風景を眺めました。