まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

東京国立博物館 二つの展覧会

2016-11-17 09:06:25 | くらし

今朝の晴れ晴れとした空を見て今日にすればよかったなんて。
天気予報信じて昨日のお出かけ、大外れの1日中重い灰色曇り空。

眼中になかったのに。
TV「ぶらぶら美術博物館」を観ていて庭園が解放されることを初めて知ったわけよ。
だいいち庭園があることすら知らなかったわ。これは行かねばならぬと。

 

 

まずは平成館に向かって

 

禅宗の禅の字も知識がないものだから観るものすべて「へーそうだったのか」の世界。
恥ずかしながら臨済宗も身近な建長寺の奥深い歴史も「あらあ」そのもの。無知丸出し。
お寺といえば、広々清々・草木との調和 それしかなかったものね。

いやはや参りました。疲れました。(webからお借りした画像)

 

達磨さんが9年も修行で座って手足が腐ってなくなったという逸話も
弟子にしてくれって左手を切って差し出すというこの雪舟さんの絵も とても怖い。

全体的に厳しく怖く、ひとつも隙のない雰囲気が漂う中
こちらの像だけは可愛くてくすりと笑ってしまったわ。

庭園見てリフレッシュしようかと思ったけれど、やはりこちらが先だと次にむかったのは本館。

 

櫟野寺(らくやじ)の仏様。
重要文化財に指定されている仏像が20体もあるお寺なんて。恐るべし滋賀県。
ますます滋賀県贔屓になる。

  (webから)
やっぱりこちらの方がいいよね。癒やされるよね、馴染むよね、ほっとするよね。観音様なんてお持ち帰りしたい。
左の本尊の十一面観音菩薩坐像は像高が3mもある作品で、この方がどどーんと出迎えてくれれば怖いものなしよ。
20体すべてを寺外で展示するのが初めてなら、もちろんこのご本尊さんもふだんは扉の奥に隠れているそうで。

混み混みの中だったけれど、いやあいいもの拝ませていただきました。

ユリノキの大木もしみじみとして。

 

 

コメント
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