まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

介護終わり 介護途中

2021-04-25 08:44:03 | くらし

 昨夕

予報は外れて今のところは青空が見える。

納骨が5月の初めと聞いているので、亡くなった彼女がまだ自宅にいるうちにと
友とお線香をあげに行ってきた。娘さん二人は働いているから土、日じゃないと行かれない。
仏壇に供えるケース入りの花と彼女が好きだったというバームクーヘンを持って。

お線香をあげて。
写真の彼女が、いつも座っていたソファにいないのがさびしい。変。
娘さんたちと彼女の思い出話。
娘さんたちとは我らの子供たちと幼少時あちらこちらに遊びに行ったから
お互いによく知っている仲だ。
だから思い出も「そうそうそういう人だったよね」と盛り上がる。

娘さんたちはお父さんが亡くなってから、毎週土曜日子供たちを連れて彼女の家に来ていた。
8年間ずっと。
「それだけでもえらい、大したもんだわ、〇子さん幸せだったわね」
とつれない子供を持つ我らは羨む。
娘さんたちが、それはそれで大変だったの、と打ち明けて
「私たちが〇子の乱と言ってるけど、年に4回くらい大爆発ヒステリーが起きるの」
と言うから、その様子が十分想像できるだけに大笑い。

「趣味は家族、宝物も家族」と言ってはばからない彼女だっただけに、あっという間に
あちらに逝ってしまって、残された二人は土曜日の過ごし方に戸惑っていると言ってた。
でも、長患いしなくて痛みの期間も短くて怖がりの彼女にはよかったかもしれないわね、
と皆で。1時間もいて、なんか大事な話をしなかったような。
家を後にするとき、彼女の家をを訪れることはもうないかもしれないと、ふっと思った。

 いただきもの こういう気遣いは彼女そっくり

先週、おばちゃんの娘さんが家に寄って行った。
その娘さんも10日に1回くらい、ひとり暮らしのおばちゃんを心配して
1時間以上かけて電車で通ってきている。
おばちゃんは週2回ディサービス通うようになり、お風呂のサービスも受けるように
なってからは、ずいぶん表情もよくなり、足取りもしっかりしてきた。
安心してしまって私の足も遠のき、思い出してあっそうだ、と行く始末。いけない。
「まだ安心はできません。郵便受けに税金の督促状が入っていました」とは娘さんの弁。

いつもいつも気遣っての手土産。(醤油入れが懐かしくて撮っておいた)


身近な人たちの行く末を見ていると、自分はどうするのがいいか考えざるを得ない。

 

 

コメント
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