まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

宅地ができる前は

2022-01-23 09:03:52 | 街・風景

いしだあゆみが歌う♪ブルーライトヨコハマに憧れて、この地に就職したはいいけれど。
私が間借りしたところは横浜のはずれ。えっ?!と思うような景観が広がってたのよ。
家の前は運動場2つくらいの空き地があり、林が広がりその中の農家さんからは牛の鳴き声。
もうびっくり仰天。佐渡だって聞いたことなかったんだから。

この間写真を整理していたら、同僚3人が正月に遊びに来た時撮った1枚が出て来た。
就職したばかりのころよ、間借りした家の前で撮っているの。
そのころ正月は店が3日間くらい休業だったわ、なにもかも正月ムード。
それなのに交通の便が悪いところによく来たなと思って、どうやって来たんだろう。
写真を見れば。
ひとりは本格的な振袖の晴れ着、もちろん髪も結い上げて。
もうひとりは、普段着っぽいとはいえ着物姿。
3人目の人は黒のベルベットの素敵なワンピース。
私も一番地味ながらミニのワンピースなんか着て、ぶっとい足をさらけ出している。
いやあ、若さって素晴らしいもんだ。正月に盛装して間借りの友人宅訪問する、いいなあ。
昭和40年代の日本はなかなかだ。

で、その写真の背景がどこの田舎に旅行に行ったのかというくらい殺風景。
それがあれよあれよという間に根岸線の駅が延長され大船まで。
殺風景な風景の山や林は宅地に造成され、今も私は間借りしていた家のちょい先に
住み続けているということでして。

そんなところだから、ほんの少しだけ、当時の様子が分かる地主さんの家が高台公園
への散歩道に残っている。

地主さん1軒目 やはりこの屋敷林の内側に

 

地主さん2軒目 屋敷林内側に家

こちらの地主さんは まだ2か所で畑を作っている

 

地主さん3軒目は とうとう家を解体してしまった 立派な門構えの家だったのに

片隅の一画に残っている屋敷林の内側だった 今は

そしてこちらの木々に囲われて お墓がたくさん

 

こちらの家は地主さんか分からないけれど 当時の雰囲気を残している 

今は

 

 

 

コメント
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