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まい、ガーデン

しなしなと日々の暮らしを楽しんで・・・

あちらとこちら

2008-11-20 07:34:37 | モブログ
抜けるような青空です。家から眺める冬空はキッパリと潔い。寒いけれど、こんな天気は気持ちよくて、身が引き締まる(ような)気がします。
こちらはね。
でも、でも、でも・・・こちらがこんな天気ということは、あちらは・・・

今日の夜便カーフェリーに乗る予定なので、天気予報確認。
あらあーーーー、涙が出るお天気。
海上は5メートルの波ですって!5メートルね。信じられません。
でも欠航でないそうなので、久しぶりに決死の覚悟で帰ります。
お薬、欠かせません。その前のさっさと酔っておこうと思います。その予定を立てます。ビニール袋も準備しました。よし!

横浜友とフェルメールの女性たちに会って、そんなこと忘れるようにします。
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須賀敦子さん

2008-11-19 12:22:16 | モブログ

先週の土曜日の番組だったので、今更ながらの感があるのですが、自分のためにも残しておきたくて・・・
『イタリアへ・・須賀敦子・静かなる魂の旅 最終章 ローマとナポリの果てに』

2006年から始まって毎年11月に放映されています。
第1話は観ていますが、残念ながら第2話は観ていません。
須賀さんは大好きな作家です。大好きなんて言えない、尊敬しているともいえない、恐れ多い感じがする方です。読んでいると背中を伸ばさなくてはならない気分になります。
須賀さんについては番組ホームページを読んでくださるとよくお分かりいただけます。  こちら

私が須賀さんの著書に始めて触れたのは、前のブログでも書きましたが、全くの偶然で、旅の案内書だとばかり思った『ヴェネツィアの宿』が初めてです。全く知らない方でしたので、自分の勘違いに感謝しました。それほど最初から惹かれるものがありました。

その後の外国旅行で、須賀さんの足跡をほんのわずかでも触れてみたいと思ったことがきっかけで訪れた場所があります。




ローマのパンテオン
須賀さんが書いているこの天井の丸窓からの光を是非見たいと思って訪れましたました・・・

ヴェネツィアのザッテレ河岸も須賀さんがよく書いていた場所なので、娘を強引に誘って連れて行ったものです。凡人の私にはごくありきたりのヴェネツィアの風景に見えました。


パリから行くシャルトルもそうです
            奥の二つ塔がある建物が大聖堂



ステンドグラスの美しさに惹かれたこともありますが、須賀さんがパリの大学に留学していたときに、各国の大学生が歩いてこのシャルトルの大聖堂に巡礼の旅をします。そのときの文章が心に残っていたのです。

今はすっかり須賀さんの本から遠ざかっていますが、須賀敦子の名前は、気になっていつまでも私の心を惹きつけます。

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目医者さん

2008-11-18 16:03:17 | モブログ
今日は眼科のほうの定期健診。目の性が悪いからホンとイヤになります。
で、先回のときからこの次は瞳を開けてみますからと言われていたので、なおのこと、面倒だなと思って・・・

でも、この目医者さんは、なかなか面白いのでイヤではないのです。
それこそ先回、点眼薬を出してくれるというときも、
「いくつくらい欲しいですか?」と聞かれて、ま、遠慮しいしい、
「6個くらいお願いできますか?」と頼むと、
「7個という手もありますよ。」などととぼけたことを言うのです。
ここで、なら最初っからそう言って!なんて怒ってはいけません。

今日は私は4人目。
すぐ前の老婦人が目医者さんに診ていただいています。お部屋に3人も入っているのですから、個人情報もプライバシーもないのです。

「顔を洗いましたね。」先生。
「洗っていません、先生。」と老婦人。
「顔を洗いましたね。」またもや念を押しています。老婦人はそのうち、
「目は洗っていません。周りだけをさっと濡らしただけです。」と。
先生「石鹸の匂いがしますよ。」
「私は昔から石鹸は使わないの。水かお湯でささっとやるだけです。」と老婦人。
「今日、洗いましたね。」
もう看護師さんから何から笑っています。
老婦人「お湯で洗いました。でも、目は洗っていません。」
先生が私のほうを向いたので聞きました。
「顔を洗っていけないのですか?」って。
「僕の許可なしに洗っては困ります、1週間たっていないでしょ。」だそうです。
ばれちゃった老婦人は「気をつけてくださいよ。」と先生にだめだしされて・・・

さて私。
「どうして瞳を開けたか分りますか?」と質問されたので、
「網膜裂孔がどうなっているか診ていただくためです。」と優等生の返事。あっているのかどうかは知りません。
目に強烈な光を当てて、右見て下見て左見て、右斜め下見て・・・なんて左右の目を検査されました。

「他の人はしていないのに3本もレーザー治療されたことは淋しいことですが、今のところ静かにしています。おそらくこれからも静かにしてくれるでしょう。」とご宣託をくださる。ありがたや。で、続けて、
「あなたの年で白内障がないとは珍しい。気持ちがいいでしょう?ふつうは100人中20人は白内障になりますよ。」と。
嬉しいんだけれど、でもなあ、ちょっと。
「先生、先回白内障のお薬をもらっているんですけれど・・・」
決して詰問口調ではありません、穏やかに言ったと思います。

慌てた目医者さん、カルテを見直して、
ごめんなさい、と言いつつ、もう一度私の目を念入りに検査しなおして、ビデオにまで写してくれました。はい!
「じゃあお薬はどうしますか?」と聞くので、
「先生のよいようにしてください。」とそんな判断は専門家に預けました。
で、結局、点眼薬はなしということで・・・

そうだからといって、この目医者さん、決してやぶではないと思っています。
信用してますから。


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ドライブ

2008-11-17 19:15:09 | モブログ

ただ今帰りました、日帰り温泉の旅。夫の妻孝行に付き合ってあげた1日。
朝6時に出発よ、夕方5時到着よ。強行軍でしょ。
夫の気持ちに応えるのはなかなか至難の業です。

どこの日帰り温泉かって?長野県、原村のもみの湯です。
もう何回も行っているのですが、いつでも奥多摩の小菅の湯にするかここにするかと聞かれるので、大広間がのんびりしているというだけで、ここに決めるのです。

中央高速の景色は大好きだから、走っているだけで満足しています。
見え隠れする雪をかぶった富士山は、さすがに佐渡ではお目にかかることは出来ません。行きも帰りもしっかり拝みました。


(八ヶ岳農業大学校から見た八ヶ岳連峰の阿弥陀岳、横岳。夫のデジカメは色が悪いと文句を言っています。実物はもっともっときれいです。)

 

普段でも入浴時間3分の夫に合わせて、30分しか湯船に入らなくても、ほら佐渡で入っているから文句は言いません。えらいもんだ!と我ながら思います。
「小淵沢でおりると高速料金が高い!」って甲州街道を走る夫にも付き合います。
甲州街道の景色の方がいいだろう、と感想を強要する夫に心から同調します。

でも、帰宅時間は早くしたい夫の気持ちを察して、韮崎から高速に乗るよう命令する私は出来た妻だと思っています。そのお陰で予言どおり5時には家に到着しました。

買ってきたきのこ汁を食べて双方満足いたしております。

 

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ほっといて

2008-11-16 09:01:20 | モブログ
家の前に立つと、玄関灯に照らされて、長靴と釣り道具がきちんと揃えられて並んでいました。明日は釣りに行くのね・・・

早朝3時頃から隣でごそごそやっているから、どうしたって目が覚めるよね。睡眠時間が3,4時間になって不機嫌になりそう。
ま、出かけた後はひとりになれるからいいけれど。
ようやく、ゆっくりとした静かな時間を過ごせるから休まるけれど。

夫は釣りから意気揚々と帰ってきましたよ。
ふぐが10数匹。釣果は上々。夕食は準備しておいた鍋ね。出かける前から宣言していたから、ほっとしたんじゃないのかしら。
ふぐ鍋はおいしかった、もう、すごくおいしかった。鍋はあまり好きじゃない私が、単純なさっぱりしたお味につられてぐんぐん食べましたよ。食べました。
そこまではいいのだけれど・・・

「月曜日と火曜日、休みとったわ。」と夫。
えーーーーっ!脳内!!!!!が駆け巡ります。
「疲れてるだろうから、日帰り温泉にでも連れて行ってやるよ。」と夫。

そりゃあ、いくら私でも言えませんでしたよ。
佐渡で温泉、十分楽しんでいるって。紅葉も堪能しているって。
でもな、前にちゃんと息抜きしているから大丈夫だよって言ってあるのになあ。
何にも聞いてないんだ。はああ。。。

いいのよいいの、そんなに気を遣ってくれなくていいの、いくら妻を愛しているからって、そんなことしてくれなくていいの。ほっといてくれていいの。それが一番休まるんだから。
私をひとりにしておいて!
朝会社に行って、夕方帰ってきて!
私が来ているからって別に急いで帰らなくていいからさ、いつものように悪友と飲んで帰ってきて!
言われているんでしょ「家に帰ってなんかすることあるのか?」って。賛成よ。

って思う私は、やっぱり自己チュウかしらね。


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船中にて

2008-11-15 08:25:22 | モブログ
私も長い間佐渡汽船航路を利用しているけれど、何回も船に乗っているけれど、初めてお目にかかりました。

この時期にしては穏やかな海、あれっとも揺れません。
気持ちよく新聞なんか読んで、ごろごろしているのだけれど・・・
瞼はふさがろうと必死ですが、なかなかそうはさせてくれません。
通路を隔てた区画に陣取っている関西弁を話すツアーのおば様方4名のお声で。

今度はどこに行こうか、
日光がいい、いや日光は私は2回も行っているし、
対馬にしようか、隠岐にしようか、
あそこの牛タンはおいしかった、ここもサラダの何とかがおいしかった、
云々かんぬんのおはなしが、ずーーっとずーーっと途切れなく聞こえてくるのよ。
そりゃあもう楽しそう、私も混ぜていただきたいぐらい。

ダメだわこりゃあと寝ることをすっかりあきらめて、船内散歩から戻ってくると、
なんとなんと、おば様方はじゅうたんの上で体操を始めているではありませんか!
ありゃあ、まあ・・
そりゃあもう、ガン見しましたよ、はじめから終わりまで。
だって今までそういう人たち見たことないもの。どんなに船内ががら空きで、端から端まで転がることが出来る広さを確保されていたって、皆おとなしく隅っこで毛布に包まって寝ていますもの。

一人のおば様の姿勢残り3人がチェック!
両手を頭の上で組んで伸ばし、背中チェック!腕がまっすぐ伸びてないだの、背中に筋肉が寄ってないだのかしましい。
そのうち、丸柱に背中をつけて頭上で腕を伸ばして姿勢チェック!
腕が柱につくひとつかない人・・・

あろうことか、太極拳ポーズまで始めたんだから。
ほんとです、私が習っているポーズをとり始めたからすぐに分ります。
腰を回してから向きを変えるだの、ボールを抱えて、なんてやってお互いにチェク。それはそれは楽しそう。これは4人で行く次の旅先のことまで相談するわけだわ、と納得。
誰も恥ずかしがりません、誰も皆寝てるからなんて遠慮しません。堂々と開脚までやって柔軟度をチェックしていましたから。誰か一人がホレ常識的なことを言い出したら、もしかして友情にひびが入るかもしれないでないの・・・

おば様方、新潟港に入りました、の船内放送が流れたら、さっと大荷物運び出して、並びました。
再度申告させていただきます、私は仲間に入れてもらっても絶対すぐに馴染みます。確信いたしております。

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準備完了

2008-11-14 10:07:41 | モブログ

今朝がた父のショートスティ施設から電話がきた。
「お父さんのお酒、持ってきてもらえますか?」と遠慮がちに。なんの!
「いの一番で用意しましたが・・・」
このことを伝えると、何を思ったのか、ワンカップの蓋に全部名前を書き始めた。
あああああああ。もう何も言うまい。
お迎えの若者2名が来て、いそいそ出かけましたわ。

先月軽い肺炎で入院した母は、退院後元気がない。
そのことを父には黙っていたら、父も気がついたのか、
「母さんは、この頃じっと見つめんなあ。」とどことなくさびしそう。
二人ともしばらく会いに行かれないので、今朝は珍しく揃って母の施設に。
驚いたのかしっかり目を開けて、久方ぶりにじっと見つめたのでちょっと安心した。
「元気出してまっとってや。」とはっぱをかけて帰ってきた。ついでに、
「風邪でも引いて呼ばんでね。」とお願いしたのは言うまでもない。

心おきなく私は横浜に帰る。


父の実家のになかなかのお寺がある。その名も『長安寺』
古刹と呼んでいいと思う。831年の開基と説明があった。

          

小春日和ののどかな光を浴びたお寺を見るのは、心和む。

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それぞれの事情

2008-11-13 13:03:28 | モブログ

ずっと暗かった裏の家に電気がついた。電気がついた時はあまりいいことがない。
案の定娘さんが、
「母がまた入院したし、こっちにしばらくおることになったわ。」と言いに来た。
今年になってもう何回目だろう。
退院した後、9月の末にようやく施設に再入所できたと、帰って行ったのに・・・

同じ町内の同級生が、明日帰るからと言って、父の施設の話を聞きに来た。
お父さんを、先月の半ばごろ遠くの施設に入所させたばかりなのに、先月末、病気になって、医師からあぶないと言われ、再度看病に来たのだと言う。
そしてまた今月、一人残されたお母さんを冬の間ほっておけないからと、施設入所の手続きをしに来たそう。
朝晩、ヘルパーさんに来てもらっていても、自分では何一つできないというお母さん。
そのままにはしておけまい。冬の間だけでも、施設に入所できるといいのだが・・・

 


知り合いの方が、とうとう都会に住むひとり娘のところに行くという。
その方は、足腰がいうこときかないながら一人で頑張ってきたが、ここにきて限界なのだろう。私が会った時も一人でよくやっているな、という状況だった。
娘さんも体調がよくない。お母さんを自分だけで都会まで連れていけない。
長男に新潟まで来てもらい、次男に東京駅まで来てもらって、ようやくの思いで連れていくと言う。
あまりうまくいっていない娘と母が、お互いに体調のよくないもの同士が、どう気持ちを寄り添わせて二人で生活するのだろうと思うと・・・

叔母さんの入院生活も3カ月を超える。
入院が3カ月を超えると、処々の問題が起きる。次のことも考えなくてはならない。
いとこたちは相変わらず交代しながら、おばさんの世話をしに東京から来る。
2日前お見舞いに行った時、おばさんは初めて「退院のことばっかり考えとるが・・」
と言った。
「そうだねえ。」とは返事したが、どんな気持ちだろうと思うと後の言葉が続かない。



 



ここへきて、暗い話を立て続けに聞かされたが、どう避けようと、これがそれぞれが抱えている現実である。もちろんその中には我が家も含まれる。
そして、いずれも佐渡で親が、都会で子供たちが生活しているという特殊な事情が輪をかけて、問題を複雑にしている。

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懐かしい風景

2008-11-12 14:10:51 | モブログ

父の実家には50年近く行っていません。車なら20分の距離ですが、足を持たない私には、行きたくてもとても遠いところだったのです。
この頃やけに健脚になったので、今日こそと思い切って行って来ました。気功の3回目治療が終わって、そこから歩きだしました。近くなのです。

幹線道路から農道へ 横の風景
坂道を登り切ると広がる風景
遠くに見える海 大佐渡の突端
この下り坂が入口の目安

山間の川に沿って並ぶ なつかしい・・・


父の実家には子供のころ、「せいぶどまり」といって暮れに泊まりに行きました。
忘れもしません、いつも雪が降る中、父の自転車の後ろに乗って、ふるえながら行きました。坂道では降りて歩かされました。寒さだけが印象に残っています。

実家では牛小屋のそばがトイレ。風呂は五右衛門風呂。一人ひとりのお膳。
藁布団。写真の川で顔を洗いました。
偏食だった私は自家製豆腐が食べられなくて、ニンジンが食べられなくて。
実家行きは苦行そのものでした。

滅多に会わなかったおじいさんおばあさん、おじさん、おばさん、皆が懐かしい・・・



帰り道、この風景に見惚れて立ち止まりました

今日の佐渡はどこもかしこも美しい


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今度こそ四方山話

2008-11-11 12:28:55 | モブログ

昨日は身辺雑記またはどうでもいい話を書こうとしたら、罰当たりな話に終始して。
今日こそまじめにどうでも・・・な話。

散歩がてらチェーン店薬局に行くと、入口にSMAP等身大5角柱ポスター。入口正面にキムラ、店内斜めにナカイ、カトリ。イナガキちらっと、ツヨシ壁側で見えず。ったく、2か月前もそうだったな。と恨みに思っている私。
いくらキムラが素敵でも、世の中、鯛好きもいればヒラメ好きもいるんだ!
キムラ、もういいだろう、と5角柱ポスターぐるぐる回して、ツヨシクンを入口正面に据えた。ピンク長そでTシャツが似合ってうっすらほほ笑む人。あやしくそれを眺めるおばさん。今日もどうなっているか確かめに行くつもりだ。

「おばちゃん知っとる?」といきなりマサチャンが聞く。
「知らんわ。」
「フクヤマが来たんだって!」「あのフクヤマ?」
「鞄屋のおっちゃんが来て、まって怒っとったっちゃ。誰の許可をもらって、ドンデン山で撮影してるんだ!って。重機まで入れて何考えてるんだって怒鳴りつけたんだってさ。」

なんでも、フクヤマはタイヤのCM撮影に来たらしい。そこへたまたまいい天気だからって鞄やご主人がドンデン山頂に行ったらしい。佐渡牛の放牧のために芝生を復活させようとしている鞄やさんたちの苦労も知らず、ずかずかと重機まで入れて撮影しているから、頭に血が上ったそうで。いやー鞄屋の怒りは大変だったって。フクヤマ、あの人の有名なおっそろしい怒りようを見たのかしら。

 

9日は「さかなまつり」
すぐ近くなのに去年は行かなかったから、今年は行ってみた。
サービスの甘エビの味噌汁を食べて、ノドグロを冷やかして(1匹2000円じゃあ買えないっつーの)マグロ赤身を買って帰った。晩酌のあてにして・・
「うまいなあ。」と父。
「1年に1回しか食べられんからね。」と私。ほんと、佐渡のスーパーではめったにマグロは見ないのよ。
新潟でトキが1羽確認されたそうで。温泉の受付嬢にここら辺でトキを見たか聞いたところ、2羽が山に帰って行くところを見たと言うの。トキ色の羽がきれいだったそうで。
この地区はビオトープを作っているんだ。田んぼの一部が掘り起こされ水が入っている。
私もできることならトキにお目にかかりたい。

何かの話から、佐渡にももう少し人が来てほしい、と言ったところ、
猿八地区にはけっこう県外から移住してきている人たちがいると言う。
地図で見ると、国仲地区、小佐渡のふところで県道からずいぶん山の方面だ。
休耕田を借りて自給自足に近い生活をしているそう。
「あそこのお医者さんは、山一つ買うたっていうや。」とマサチャン。
「だけど、あそこじゃあ、不便じゃないの?」と私。
「何言うとるのんや、おばちゃん。あのもんたちは不自由を楽しんどるんだから、そんなの関係ねえんだや。いいんだがさ。」 

私は自分の娘くらいの彼女から、世間を教えられている。

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