徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

八朔の日に…

2020-08-02 20:32:54 | 日本文化
 昨日は八月朔日すなわち「八朔」だった。藤崎八旛宮には三三五五、参拝者が訪れていた。
 もともと「八朔」は旧暦の8月1日のこと。新暦では今年の場合、9月17日になるようだ。その頃は、稲穂が頭を垂れ始める頃で、摘んだ御初穂を神に供える習わしがあったので、八月朔日を「ほづみ(穂摘)」というようになり、それを家名とする人もいたという。毎年8月1日には、京都花街の八朔の習わし、芸舞妓さんたちの関係先へのお礼参りの風景がテレビニュースで流れるものだが、今年は一つも見なかった。中止されたのだろうか。
 それはさておき、昨日は8月の第一土曜日。この日熊本では水前寺成趣園能楽殿で行われる出水神社薪能が恒例行事なのだが、これも今年は中止になった。毎年観て来たのでやっぱり寂しい。


お店の皆さんお揃いで八朔の参拝?(藤崎八旛宮)


8月の第一土曜日に毎年行われる出水神社薪能(水前寺成趣園能楽殿)