徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

感謝と鎮魂

2023-06-23 19:42:40 | 友人・知人
 時々送られてくるブリヂストン社友会ニュース(OB会報)に掲載されている訃報欄に、存じ上げている方の名前を拝見することが多くなりました。今月のニュースには在職時代に大変お世話になった方が3名載っていました。
 お一人目は栃木工場時代の直属上司のI様。信頼していただいて幅広い仕事を任せていただきました。名家のご出身で見識が高く、また多趣味で、プライベートでも大変お世話になりました。弟様は著名なクラシック音楽の指揮者でした。
 お二人目は同じく栃木工場時代の大先輩S様。この方を初めて知ったのは1964年の東京オリンピックの時。水泳の自由形の選手で、この大会の日本水泳唯一のメダルを獲得した800㍍リレーメンバーの一人です。大会のプールサイドで見ていた僕は、後に同じ職場で働くことになるとは思いもしませんでした。同じ水泳畑ということで公私にわたって大変お世話になりました。
 お三人目は東京本社時代にちょうど社員の高齢化対策が始まり、健康管理情報システムを構築するためのプロジェクトが立ち上がり、僕が事務局担当を仰せ付かりました。そのプロジェクトメンバーの一人として横浜工場から参加いただいたのがT様です。ダンディーでソフトな語り口でシステムエンジニアとしての提案をしていただき、多くのことを学ばせていただきました。

 お三方に心からの感謝と哀悼の意を捧げます。