雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

大滝さんからのメールで思うこと

2007-01-25 06:57:45 | 北海道&建機
大滝幹夫さんから丁寧なメールを頂いた。

サラリーマン最後の2年間を札幌の北海道川重建機でお世話になったが、
大滝さんは今、この会社の代表取締役という肩書きらしい。普通の会社で言う社長さんではない。
もう一人の代表取締役丹野さんとお二人で会社を支えておられるようである。

なるほど、と思った。グッドアイデアである。
私の2年間、お二人には本当に支えて頂いた。あれからもう10年になろうとしている。

当時、大滝さんは営業を統括する常務だった。
それを直接支えていた営業部長の花房君が、今は川重の建機事業部長である。
10年経つと人は10年をとる。

北海道川重建機は川重の子会社ではない。このような会社の人事は本当にむつかしい。
いいアイデアだと思う。そんなことはどうでもいい話かも知れぬ。

大滝さんのメールには、建機のことよりも、延々とデグナーのことやバイクの話が書いてあった。大滝さんがそんなにバイクに詳しかったとは知らなかった。
そういえば、どこかの取引先に頼まれてレースをやりたいという息子さんか誰かを、大阪のBEETに紹介したような記憶もあるのだが。

私自身は、お世話になった2年間、殆ど建機の商品知識など勉強せず、建機独特のことについては、覚える努力も一切せずに過ごした。
営業活動など全て大滝さん以下の経験豊かな人がやってくれた。
お役所の挨拶廻りや銀行にも行くに行ったが、あまりぺこぺこせずに自分のスタイルで通したが、意外とそれで十分通用した。

何の経験も無い建機業界のことなど今更真似してやってみても、うまく身に付くはずはないと思っただけである。

建機一筋で育ってきた人たちには、二輪業界で育った私の発想や行動は意外に新鮮に映ったのであろうか、極端に言えば宇宙から来たと見えたのかも知れない。
取引先もお役所も、会社の中でもあまり苦労することなく、自由気ままに過ごさせて頂いた。

会社のベースが確りしていたから出来たと思う。非常に幸せな2年間であった。

メールには、建機業界はもうひとつ芳しくないような、そんなくだりもあった。
確かに暖冬で雪が少なくなったり、お役所の関係などもいろいろとあるのだろうが、まだまだ大丈夫と何となく思っている。

個性豊かな元気な人たちが、柔軟に考えれば、北海道の大地のように世界は拓けると思うのである。

ほんとにまだ顔を忘れられないうちに、北海道にも行ってみたいものである。



コメント
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