雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

ひめさゆりメール43号

2008-08-28 04:20:27 | みっきぃふるさとふれあい公園
先日、三木を訪問された三条の国定市長さんが『ひめさゆりメール43号のなかで、地域の広域連合について述べておられる。

三木に来られたときの、雑談でもこんな話は出たが、
JCで講演をされ、更に三条に帰られて、いろいろと発想を現実の施策に発展されているのだと思う。

新潟県のケンオードットコムというサイトが『よそ者力』と題して、その先見性を報じていたが、具体的な事柄を述べておられるのでその骨子をご紹介したい。


『 三条市長 國定勇人

 皆さんこんにちは、三条市長の國定勇人です。

 8月3日は、三条市にとってたいへん記念すべき日となりました。というのは、県央地域で初めて県立新潟県央工業高校が甲子園に出場し、第1回戦が行われた日だからです。
残念ながら結果は4対2で負けてしまいましたが、たくさんの感動や夢を私たちに与えてくださいました。

私は、甲子園が終わった後、その足で同じ兵庫県にある三木市を訪れました。

私は、初めて訪れましたが、新潟県の三条市と遠く離れた兵庫県三木市がどうしてこんなに似通っているのかと思えるほどでした。

私は、三木市の青年会議所に呼ばれて講演をしてまいりました。
講演やその後の意見交換などを通じて改めて感じたことは、地域連携が必要ということです。

三木と三条は金物を軸として共通項が非常に多いわけですが、同じようなまちに福井県の越前市があります。越前市は旧武生市と旧今立町が合併してできた新しい町ですが、旧武生市はナイフを中心とした金属加工産業が有名な町です。例えば三木と越前、そして三条が連携し、三条の鍛冶まつりを一つのターゲットとして、3市で何か共通のことに取り組んでいくということも大切だと思います。

先日、佐賀県武雄市の樋渡市長さんが来られましたが、ブランドの広域連携の考え
方については、全く同じようなことを言われました。単体で地域ブランドを構築することは大前提として必要ですが、さらに広めていくためには単体のPRだけではなく、ある程度構築されたブランドの横の連携による展開も必要ではないのかということが武雄の市長さんが力説されていたポイントの一つでした。

そういうことを考えると、例えば農業生産物をキーにして武雄のレモングラス、三
木のブドウ、そして三条の米で、例えば米粉を活用した洋菓子作りのようなものを、一つの企画商品として作り上げていくこともアイデアとしてあるのではないかと思っています。

このように、遠く離れた都市同士の連携軸が、これから先、PRの目玉の一つに
なっていくのではないかと考えています。
このように、一つひとつの実験的な積み重ねかもしれませんが、企画を積み上げて
いくことこそが三条市という名前を全国の多くの方々に知っていただく布石につな
がっていくのではないかと感じています。 』



世の中こんな地域連合が考えられる差別化の時代だと思う。
一つの市などという枠を超えての発想でないと、
独りでは生きてゆけない『少子高齢化』の時代である
武雄と三条と三木、更には大阪箕面など、どんどん繋がればいいと思っている。

ここで言われている『三条の鍛冶まつり』は9月28日である。
ひょっとしたら。1ヶ月以内に連携は実現するかも知れない。


『三条vs三木、三条snd三木?』でも言われているように、
昔のような地域が対立し競争する時代から、一歩踏み出すべきである。
そんな発想は、元からその地に住む地元の人からは生まれない。
よその土地から来た人の客観的な新鮮な発想として、『よそ者力』と呼んでいるのである。

私は大賛成である。今は三木の住人だが出身は明石だから『よそ者』かも知れない。

と、こんなことを書いていたら、夕方には宮城県と宮崎県が連携のニュースである。そんな時代になってきた。

コメント
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