雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

構想日本

2008-12-02 04:30:47 | 発想$感想
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先日、あるフォーラムに参加した。

新しい自分の発想がある方との出会いは楽しいものである。
それが刺激になって、自分でもいろいろと考えるきっかけになる。

土曜日以来ずっと、何か考えている。
考え続けるということは元来好きだった。
現役のときなども、一つのことを延々と考え続けたものである。
久しぶりにそんな楽しい時間を過ごしている。

ブログにそれが現れている。
地域再生ソリューション
人口減少社会のまちづくり
構想日本もみんな繋がっているのである。

その中で、構想日本はフォーラムには直接関係はなかったのだが、頂いた資料の中の小冊子を家に帰って読んでみて、大いに共感しているのである。


その小冊子に書かれてある一つ一つの表現が的確である。
これはこの会の代表者の加藤秀樹氏が素晴らしいのだと思う。

加藤さんは京大ー大蔵省ーそして退官。あの東大紛争で東大入試がなかった年次だそうである。

その考え方は、小冊子の中に明確にか述べられている。
こんなところに共感しているのである。

『最近日本の政治家もマスコミも個々の政策テーマについてはいろいろ議論しますが、それらの政策の全体像として「どんな世の中にするのか」という重要なことが議論されなくなっています。構想日本が描く世の中は日々の生活を安心し安定して過ごせる社会です。
更にそれを官ではなく自分たちが中心になって行うことが重要です。
日本中の地域が活力を取り戻すそれこそが日本の繁栄です。』

『政治は私たちの生活や暮らしを良くするものでなければなりません。政治家や官僚に任してしまわず、私たち自身のこととして問題提起が必要です。』

『政策を具体的に作るには問題の本質の分析、制度化の設計など、専門家の参加が不可欠で、熱い志と専門知識を持った強力な「専門家とのネットワーク」が肝要です。』

『政策提言を行う団体は構想日本だけではありません。然し提言だけでは政治は変わりません。私たちのキャンペーンは結果を出すための重要な仕事です。』

熱く高い理念を持ち、提言し、提言だけに留まらずにその実現に向けての仕組みシステム、専門家とのネットワークといった基本コンセプトが素晴らしいと思う。

この構想日本を支える人たちが、末端の企業であり個人であることも素晴らしいと思う。

識者の何人かがこんな風に評している。

『今の日本にもっとも欠落しているものが情報力です。といっても特別のルートで情報をとるということではありません。日常の仕事の中で得る一片一片の情報が何を示しているのかを読み取る賢さが今の日本には欠けているのです。だからこそ鋭い問題提起を続けている構想日本を応援します。』

「身近な小さな情報を見逃してしまう」この指摘には100%共感したい。
みんな見逃して折角のチャンスを失い続けているのである。

『加藤さんには志気がある。志気とは中国人が大志を抱く逸材について語るときの言葉だ。加藤さんが取り組んでいるのは日本の改革などではない。それは世直しだ。』

こんな識者の言葉を待つまでもなく、1冊の小冊子の中にそんなことが読み取れて人を引っ張る迫力がある。
引っ張られることが、何か快感のようにも思える。

直接フォーラムとは関係のない「小さな情報」かも知れぬが、見逃すには勿体ない大きな情報のようにも思っている。
コメント
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