雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

人口減少社会、少子高齢化とは

2008-12-05 04:13:03 | 発想$感想
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先日、『人口減少化のまちづくり』 というフォーラムに出て、いろんなことを聞いてから、関連するいろんなことに関心を覚えて、あちこちと調べている。

別に、研究をしようというわけでもないし、ただ単に検索をしているだけだが、
今の検索は本当に良く出来ていて、百科事典などの比ではない。
何でも関連するものが出てくる。
詳しすぎて、全部はとても見れないが、関連して全体像ぐらいは把握できるのである。


まず、人口減少化というが、確か日本の人口は明治以来のこの100年で急増しただけである。
増え過ぎているのではないか?

『日出ずる国と昔より、世に名も高きわが国は、四面を海に囲まれて、人口わずか5000万』

これは、私が子供の頃、父が口ずさんでいた唄である。
明治32年の生まれだから多分明治40年頃の唄だろうと思う。
なぜか、よく覚えている。



『日本の超長期推移』というグラフを見つけた。
これで見る限り、日本が人口1億を越えたのはホンの一瞬の出来事なのである。

それでも世界は、こんなスピードで人口が増え続けているという。
このサイトを見ているだけでも面白い。

お上が作ったのかと思ったら、管理人はこんな人だった。

詳しくて全部はとても見切れないが、人口の減少をこんな風に解析している。

《 日本の少子化、人口減 》
●日本の人口は1億2777万人。毎日2975人が産まれ、2992人が亡くなる。
 (H18年総務省&厚労省)
●日本は赤ちゃんが少ししか産まれず、07年から人口減少と推測されていたが、
 05年前半から、人口減少が始まった。
●人口が減ると、結果的に経済力も落ちるので、問題なんだ。
 国の借金、保険、年金なども、より厳しくなる。
●子供を、安心して産み育てる環境作りが、うまく進んでいない。
●高齢者の社会参加、外国人受け入れ、EU的な広域国際協力などが考えられる。
 


『●でも、人口減は交通や電気ガス水道など公共投資が少なくてすみ、環境破壊も減る。
●ペストや寒冷で人口が4割も減った15世紀のイタリアは、その後、生産性が向上して、
 ルネッサンス文化が生まれたと言われるし、日本の江戸時代中期も、飢饉で人口減少した後に、
 生産技術向上で、文化文政時代の文化につながったと言われる。
 つまり、変化に合わせて、工夫を続ければいいんだ。
 
●フランスも出生率が下がりましたが、思い切った政策で、
 94年の1.65から05年1.94、06年2.005まで回復させました。 』

とある。この資料の中にもあるが、世界の中で日本の1億2千万という人口は第10位である。
ドイツ(82百万)よりもずっと上だし、フランス、イギリスの倍ほどもある。

然し、その国土は、そんなに大きくはない。
ロシヤ、カナダ、中国、アメリカなどの国土が大きいのは知っているが、
名も知らない国がいっぱい並んで、日本はドイツと同じ60位の位置にいる。

更に、その国土は、森林が殆どで宅地面積、所謂まちはごくごく僅かである。

森林の減少が、世界的に問題になっているが、これは開発途上国のことで、
先進国では増えているなどとは、知らなかった。


『人口減少社会のまちづくり』 は 『いかに上手に縮めるか』 だという
『コンパクト化』 がキーワードだが、これはある意味、日本のような小さい国土の中では、逆に面白いのかも知れない。

狭い国土のなかで、更に集中して過密化で暮らすこと、利便性から少し離れて、
『生きる』ということの価値をもう一度見直してはと思ったりする。

ネット社会になって、別に東京にいなくても、会社でなくても、情報は取れる。
むしろ、バタバタしていない年金生活者のほうが、いろんな情報は集まってくる。
とそう思っていたが、その逆もあった。

全然、解っていないのである。 その話は、明日アップします。
コメント (4)
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