雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

インフルエンザ、常識が一番

2009-05-26 04:08:27 | 発想$感想
竹村健一さんががよく『日本の常識、世界の非常識』などと言っていたが、
『常識とは』普通に、自然に考えたらいいのだと思っている。

今回のインフルエンザ騒動も、典型的な『日本の常識、世界の非常識』のクチであるように思う。
昨日から学校は再開されて、何とか普通の常識に戻ったのだが、如何にも対応が遅すぎる。

今頃になってマスクはあまり意味を成さないとか言ったりしているが、この半月あまりの対応や騒ぎは、一体何だったのだろうか?
世界の対応の水準から見て日本の対応は突出しているように思う。



確かに、新型インフルエンザという問題だから、専門家がきっちり対応しなければいけないのはよく解る。
私がこの問題を最初にブログに取り上げたのは、5月12日のことである。
アメリカのインフルエンザ』と題して、アメリカの娘との電話のやり取りや、ちょうどそのころアメリカから日本を訪れていた、娘婿の日本での日本側の対応が、どう考えても常識を逸脱していると思ったのである。
ここのブログにも、5月14日に『ちょっと書きにくいが』と題して取り上げている。
これがきっかけか、軒並み修学旅行は中止になった。


今頃になって、『アメリカは5月はじめには、学校も閉鎖したが、すぐ解除した。』などと言っている。
そんな情報は当時は入っていなかったのか?
メキシコでは死者が出たが、その後はみんな軽微で、すぐ回復しているのである。
普通の風邪と比べて、ウイルスは新しいが、その症状は同等なのである。

新聞や海外のニュースもそうだったし、たいした対応はしていないのである。
普通に考えたらそれが常識だと思った。

『例え掛かったとしても、死んだりはしないのだからーーー』が抜けているが、
『対策も要るだろうが、こんなのやりかけるときりがないのである。』とブログを結んでいる。



どうも、日本は『大変だ、大変だ。』と大騒ぎをするのが、好きである。
一人ひとりが、自分の考えを持たずに、『流れに乗って、右往左往する』
政府やお上が決めないと動けないし、ちょっとでも間違ったら、『その責任を追及する』その結果、どれくらい大きな損失であったか?


総理大臣も、厚生省の分割などつまらぬ問題ではなしに、こんな難しい問題の舵取りにこそ、リーダーシップを発揮して欲しいものである。
麻生さんがばら撒いた、お金の経済効果は、今回の判断ミスで、全部帳消しである。
部下に任すから、こんなことになる。専門の担当部門が判断するから、それも大臣ではなく、下の官僚に判断させるとどうしてもこうなってしまうのである。

官僚が判断できないのでなくて、責任の取りようがないから、無難なほうへ行ってしまうのである。結果、世界の常識からは大きく外れてしまう、日本独特のものになる。

大将のくせに、実戦の指揮が取れない。リーダーとしての判断力が皆無である。

何でも、騒いで文句を言う国民やマスコミや評論家にも責任の一端はあるとは、思うが。

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コメント
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