夫婦で楽しむナチュラル スロー ライフ

日々の生活、男の料理、庭仕事、気になった事など気ままに綴っています。

歳取ってから読む本

2023年11月26日 | 愛読書
今日も1日忙しかった。午前中は草取りボランティア
4人で草取り3時間働き、昼食後、今度はお掃除
ボランティアで1時間半、朝から夕方まで新聞を読む
暇がなかった。で、食後じっくりと新聞を読む。
その中の記事に「時代小説 還暦待ち味わう」と
見出しで新井素子さんのエッセーが載っていた。

いろいろなジャンルの本を浴びるように読んできた
新井さんが「60になるまで時代小説は読まない」と
誓いをたて、60になってから読み始めたのが
池波正太郎「鬼平犯科帳」シリーズだったとの事。
「確固とした世界があって、本を開くと江戸を
 観光しているような感じを受けましたね」という。
時代小説を読むことは「ビンテージもののワインを
 飲んでいるような感じ」と表現する。

若い頃、仕事仲間(学童保育指導員)の相棒は
私よりずっと年上の人で子供たちが帰ってくるまで
本を読んでいた。
「何を読んでいるの?」と聞いたら
「これ(鬼平犯科帳)と見せてくれた。面白いから
 読んでみる?」と言われたものの、時代小説なんて
古臭くて読みたくないと思って借りなかった。
ところが私もその歳(60歳)に近づいた頃、手に
したのが「鬼平犯科帳」でした。
ムム、面白い!となり、それからは池波正太郎に
はまって「剣客商売」「藤枝梅安」ほか短編小説
読むようになりました。池波正太郎の時代小説は
江戸時代にタイムスリップしたように江戸の情景が
目に浮かぶのです。これも歳をとったせいなのか。
というより歳をとったからこそ時代小説の面白さが
分かってくるのかも。
 

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