飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

日本がAIIBに参加しなくて正解!

2015-05-04 06:19:32 | 国際・政治

よくぞ書いてくれたという記事だ!
AIIBを単純に礼さんするのは、
中国の意図を知らないからだ!
中国の現状を知らないからだ!
中共の非道を知らないからだ!
あるいは、
知ろうとしていないからである・・・?!

 

中共が、中国諸民族を3000万人殺害した、

あるいは、

見殺ししたという事は、歴史的事実である。

それは、中共内戦、文化革命を通じてである。


 

そして、現在も又、

周辺諸国を侵略し、民族浄化を推進している。

チベット、新疆ウィグル地区などれも明らかだ。

もっと言えば、

旧満州に旧日本軍撤退後、

中共が侵入し、満州族等諸民族を席巻し、

その多くを朝鮮戦争に投入し、数十万人の戦死者を出したのも、

明らかな事実である。


 

近くは、

天安門広場で何人を殺戮し、

戦車で蹂躙したか明らかにしていない。

それは、ひょっとして明日、香港やマカオで起こらないとも限らない現実がある。



1989 Raw Video: Man vs. Chinese tank Tiananmen square

 

そして、

現在でも何十万件とも言われる国内暴動が生じているとも言われている。

これらのことは、表には明らかにされない。

 

中国は多民族国家であるが、

それらを誤魔化して、中華民族なる架空の表現を用い、

中華帝国の幻想を振りまいている。

そのくせ、

少数民族対策などを吹聴して、

その実、周辺民族の中華民族化を推し進めている。

これは欺瞞である。


 

欺瞞の最大は、

在りもしない南京大虐殺などを捏造して、

世界に吹聴している・・・。

これは明らかに、天安門事件、それ以前から続く非人道中共政策を、

隠蔽、ごまかし、すり替えにするための手段である。

こんな事は、

誰の目にも明らかだ。

 

そんな中共が推し進めるAIIB等、底が知れていることなど、

想像が付く。

想像が付くだけでも、先が読める。

こんなことは世間の常識である。

アジアインフラを吹聴しながら、

政治的拡張の戦略であろうことなど、見抜けないのは、

目に曇りがあるからに他ならない。


 

それよりも、記事が示すように、

背に腹は代えられない内政事情に依るものであるかも知れないが、

いずれにしても、

自己中心主義であることに変わりがない。

大和(日本)精神の欠片もない。

だから、

悉く日本を中傷誹謗するのである。

 

これくらい見通す腹がなくては、中共と交流することは、

百害あって一利なしである。

目先の利益を得ても、

百年の計は立たない。

罠であったと気づいても遅すぎるのである。

 

【転載開始】

日本がAIIBに参加しなくて正解だったと言える日はきっと来る

 勝ち馬に乗れ、とばかりに創設メンバーは、57カ国にまで膨れあがった。中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB) に駆け込み参加した先進国は、いかなる展望を描いているのか。

 年間7000億ドルとも言われるアジアのインフラ需要の受注か。もしくは中国のパートナーとなることで米国抜きの世界秩序の一員になれるとでもいうのか。

 だが、そうした甘い幻想は、即座に打ち崩されるに違いない。なにせ一方の中国は、国内問題にしか目が向いていないのだから。

 「政経一致」という言葉がある。中国で働く海外ビジネスマンたちが、まずぶつかる大原則だ。彼の国では政治が動けば、昨日までの商慣習が一変する。いや、経済だけでなく外交も国防もすべては政治、つまりは中国共産党のさじ加減一つで決まる。

 絶大なる権力を握る党だが、それも13億の人民の信任あってのものだ。国民の不満の発露には常に目を光らせている。昨今の腐敗撲滅運動も、格差拡大に不平を募らせる民衆へのデモンストレーションにちがいない。過去には、ガス抜きのために反日デモを煽動することもあった。

  すべては国内問題の解決のためそうした観点でAIIB創設を眺めると何が見えてくるか。中国は、経済成長の鈍化を隠せなくなってきている。昨年の成長率は 7.4%。24年ぶりの低い値だ。今年に入っても、いっこうに改善しない。中国が世界同時恐慌からいち早く脱出できたのは、国内インフラ整備、住宅建設な どの景気刺激策を積極的に打ち出したからといわれている。

 しかし現在、その揺り戻しが起きている。建設需要は飽和しつつあり、完成したものの、人が集まらない「鬼城」(ゴーストタウン)もそこかしこに出現している。そこでAIIBの出番である。

 海外のインフラ整備を中国主導で進められれば、鉄鋼、セメントなど過剰な産業物資を輸出できるし、労働者にも雇用を回せる。日米抜きの銀行創設は、国民に自信を植え付けることもできよう。中国の思惑が透けて見える、そんな内向きの対外プロジェクトが成功するはずがない。

 実は中国はAIIB創設前から、ラオスやミャンマーに経済特区をつくるなど、中国資本による大規模投資を行っている。だが環境破壊や犯罪増加への現地住民の猛反発もあって、開発は停滞している。

 AIIB設立にあたって中国政府は「(世界銀行やアジア開発銀行が)官僚主義的な面倒な点がある」と発言した。だが、借り入れ国の人権問題や環境悪化などに厳しい審査基準を設けているのは、地域発展を円滑に進めるために必須なのである。

 欧州主要国が続々と参加を決めても、あわてる必要はない。中国人の中国人による中国人のための銀行は早晩、馬脚を現す。日本がAIIBに参加しなくて正解だったと言える日がきっと訪れるだろう。

 ※SAPIO2015年6月号【転載終了】


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