一度は見たかったフェルメールをやっと見てきました。
昨日は水道管の検査で朝9時から午後5時まで断水になるのでちょうどよかった。
フェルメール展は日時指定のチケットになっているので、
その時間に行けばすんなり入れるとばかり思っていましたが、入場まで30分並びました。
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小春日和で周囲の紅葉に交じって桜が咲いていました。
ニュースでも「紅葉と桜が一度に見られる」と報道されていたようです。
列を離れられないので遠くからパチリ。
さて、フェルメールの方は各国から集められた9点の絵画が展示されており
有名な「牛乳を注ぐ女」「真珠の耳飾りの女」をはじめ、非常に少ないと言われる
宗教画もあって、見ごたえ十分でした。
たった9点といえども、全作品が35点しか確認されていないので一度に見られるのはめずらしいです。
写真で見るのと全く違う!奥行きや細かい所の繊細さがよくわかりました。
その中で、白い毛皮の付いた黄色い上着を着ている人が二人いて気になりましたら
音声ガイドで「フェルメールのお気に入りの上着で、何人かのモデルに着せている」ということでした。
高そうでした。
もう一人、同じ上着の人がいてそれはフェルメールではなかったのですが、
彼の弟子で、フェルメールから借りたみたい。
入り口から3分の2くらいまでは、オランダの私の知らない画家の絵でした。
その中に、雰囲気がフェルメールによく似た絵があり、後の音声ガイドで弟子とわかりました。
光の加減や、衣装の色(白、黄色、青)がよく似ていました。
中間はオランダの画家による船の絵でしたが、私は興味なかったので飛ばして
フェルメールルームに行き、1時間ほどうろうろしていました。
人が多くてスキを見つけては入り込みました。
こういう時は小柄なおばさんはお得かもしれないです。
フェルメールが描いた光の方向と、照明が合っていて一層スポットライト的な効果がアップしていました。
チケットは2500円で、少し高めかなと思いましたが
作品の解説が載った小冊子と音声ガイドが無料で付いていましたので
来た人にフェルメールの世界を理解してほしいという意気込みが感じられました。