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いくつになっても人生これから

嫌われる勇気②怒り

2014-09-06 06:17:03 | 読書メモ

 

アドラー心理学続きます。

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怒りはねつ造された感情である

 

そんな!!感情が作られるなんて!

それもニセモノの感情だなんて、そりゃないよ。

 

しかし、例えば、ケンカしている母娘がいて

そこに1本の電話がかかってくる。

電話に出た母は、相手に愛想よく対応し

電話が終わるとまた娘に怒鳴る。

 

母は、怒りの感情を自由に出し入れしている

ここでは、怒りは娘を怒鳴って

言うことを聞かせるという目的のために使われている。

 

そうなの?出し入れできるの?

そういえば、すごく悲しい時、いったん悲しみを引っ込めて

明るく対応することってできるだろうか?

楽しいい時もいったん感情を引っ込めることができるだろうか?

大体、そうする必要がないものね~。

 

社会悪に対する理論的な怒りとは区別している。

 

「怒りに駆られて」というのはウソってこと?

 

そういえば、ある人に

すぐキレたり、怒鳴ったりする人は実は弱い人で

弱さを見せまいと先に攻撃してくると聞いたことがある。

攻撃は最大の防御なりっていうことか。

ここにも人生の真実があった。

本当は、みんなわかっているのかもしれないな~。

そこに、「フロイトの原因論」のような

「あなたは悪くない、過去のせいです」と

言ってもらえれば楽だものね。

カウンセリングのほとんどがこのようにして

なぐさめるものであると書かれています。

でもね~、過去になにも障害の無かった人って

いるんだろうか?

 

アドラーはフロイトと同じ世代に心理学を研究して

フロイトと袂を分かったそうです。

アドラーは世界3大心理学の一つでありながら

日本ではドラマチックなフロイトが人気があり

ほとんど無名だったそうです。

 

もし、「怒りの感情」が湧きあがってきたら

私は、この怒りをもって何をしようとしているのか と

考えたら案外「私ってバカなの?」ということになるんだろうな。