お薦め 水野和夫著「資本主義の終焉と歴史の危機」 2014-10-26 | 本 資本主義が最終局面に近づいたとの分析に基づいて非正規労働の問題を読み解き、さらには成長路論批判を展開していく水野和夫氏の「資本主義の終焉と歴史の危機」がおもしろい。 きかっけは今年5月24日付け朝日新聞である。 女性の派遣労働を取り上げたオピニオン欄のなかに水野氏のインタビュー記事「資本主義がつくった国内の『周辺』」があった。 この中で水野氏は、「資本主義は利潤を得る主体の「『中心』と . . . 本文を読む