北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

「ならぬことはならぬ」を少し考える

2013-01-18 | 雑感
 今年の大河ドラマは「八重の桜」。
 昨年の「平清盛」はイマイチの視聴率だったようだが今年は1、2回目を見る限り好調のようである。

 ここで登場する「什の掟(じゅうのおきて)」や、什の掟を締めくくる「ならぬことはならぬ」という言葉、要はダメなことはダメということだと思うが、ドラマの視聴者だけでなく教育関係者も含め、関心を集めているようである。

 会津若松市は什の掟の"現代版"としてが「あいづっこ宣言」を策定したり、福島県全体でも最後の一節「ならぬことはならぬものです」を引用したNN運動が展開されているとのこと。

 これはどんな運動かは知らないが、綾瀬はるかが凛々しく「ならぬことはならぬものです」と言いきれば、ついついそうだよなぁと思ってしまうのは私だけでもないだろう。

 そんな気分の中、たまたま見つけた下記の投書を紹介したい。


朝日新聞(1月17日)


 もちろん反論もあるだろうが、一つの見方、受け止め方として頭に置いておかなければならない。


3 コメント

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私も同感 (ki-yo)
2013-01-19 18:23:06
綾瀬はるかは好きだけど、子供たちが「ならぬことはならぬものです」一斉に唱和していた時に
心の中で「それでも、人はやってしまうこともあるんだよ」とつぶやいておりました
ならぬことをやってしまった人へのせいばいを考える時、軍国主義という言葉が浮かんでしまった
統制はとれても、人としての情けはどうなってしまうのかと弱い私は弁護したくなるのでした
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原発も「ならぬことはならぬ」 (みち)
2013-01-21 00:18:23
「ならぬことはならぬ」というのなら、がれきを拡散することも原発を再稼働することも、やめてもらいたいものですね。

「八重の桜」は、音楽を坂本龍一が担当しているので、そこは、その手のメッセージが教授から発せられていると思いますよ。
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原発反対は「ならぬ」だったような・・・ (北野)
2013-01-21 23:16:13
什の掟の一番最初に掲げられているのが「年長者(としうえのひと)の言ふことに背いてはなりませぬ」です。
地域の権力者、有力者といわれるような人たち(年長者)から「原発は安全だ!福島の地域振興のために必要だ!国策だ!」といわれたら、什の掟を暗唱してきた人たちは「背いてはなりませぬ」、「ならぬことはなりませぬ」というように、原発立地にも一役買ったんじゃないかなぁと想像します。
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