「能登の里山里海」が世界農業遺産に認定されて今日で1年。
農業遺産って何?という1年前の状態と比較すると、農業遺産に絡めた取り組みがあちこちで増え、あちこちで元気な動きが増えてきたのを実感する。やや会議が多過ぎないかという感じもしないでもないが、交流し学びあうことも大事。
なにより能登の地域づくりの方向性、コンセプトが見えてきたかなという点が一番大きな成果ではないか。
さて、そうした時に理解に苦しむのが、「震災がれきと農業遺産は別」と平気で言う役所感覚である。役所の担当課は別でも能登を訪れる人は区別して見るわけもなく、がれきを受け入れるにはそう言うしかないのかもしれないが、政策の矛盾もはなはだしい。
志賀原発も同じである。認定当初から県議会でも世界農業遺産と原発は共存できるのかと指摘されてきた。
農業遺産に認定されたことを理由にして志賀原発を廃炉にしたいが、もちろんそこまで頑固な理屈は通らないことは私にもわかる。
しかし、世界農業遺産に認定されたからこそ、なおさら安全対策には厳しく対応していきたいというのが普通の感覚だろう。
万が一事故が起きたら、周辺に住んでいる人を避難させ被ばくさせないのが防災計画である。しかし里山や里海まで抱えて逃げることはできない。雨が降ってきた野球場のようにシートをかけてように汚染を防ぐこともできない。
そういう意味でも、原発には「絶対安全」を求めるのが能登の住民の責任だろう。さらにバックエンド問題もある。能登は農業遺産だから、使用済み燃料や廃棄物は他所に持って行ってくださいなどと言えるはずがない。
解決策がないならやはり動かせない。廃炉に向けて手続きを進めてもらうしかない・・・と私は思うが、なぜが石川県内の首長の皆さん、世界農業遺産が好きな一方で、放射能も好き!という方が多いような気がしてならない。
いや、放射能が好きと言っては語弊があるだろう。もう少し正確に言えば、放射能に伴って入ってくるお金が好き!なのでる。
震災がれきにしろ原発再稼働にしろ、やはりお金である。
さて、輪島市の震災がれきの受け入れ問題、いよいよ大きなヤマ場に入ってきた。
昨日は梶市長、クリーンセンターの地元光浦、鵜入で初めての住民説明会をおこなった。
こちら参照
もちろん反対意見の雨嵐である。
近く美谷でも説明会が開催される。
今日は美谷、光浦、鵜入の3区長による受入反対の請願の提出。
そして15日は「守る会」が署名を提出し、さらに質問書を提出する。
19、20は輪島市議会一般質問。傍聴者が殺到することだろう。
22日は輪島市議会最終日。請願の採決の行方は?議会は受入の決議を強行するのか?
ガレキ受入を前提とした焼却炉の補修費を盛り込んだ補正予算は可決されるのか?
そして24日は市民を対象にした説明会の開催。
地元は賛否両論ではなく反対一色。結束は固い。
受入に向け突き進もうとした市のシナリオはいきなり大幅修正を迫られたのではないか。
農業遺産って何?という1年前の状態と比較すると、農業遺産に絡めた取り組みがあちこちで増え、あちこちで元気な動きが増えてきたのを実感する。やや会議が多過ぎないかという感じもしないでもないが、交流し学びあうことも大事。
なにより能登の地域づくりの方向性、コンセプトが見えてきたかなという点が一番大きな成果ではないか。
さて、そうした時に理解に苦しむのが、「震災がれきと農業遺産は別」と平気で言う役所感覚である。役所の担当課は別でも能登を訪れる人は区別して見るわけもなく、がれきを受け入れるにはそう言うしかないのかもしれないが、政策の矛盾もはなはだしい。
志賀原発も同じである。認定当初から県議会でも世界農業遺産と原発は共存できるのかと指摘されてきた。
農業遺産に認定されたことを理由にして志賀原発を廃炉にしたいが、もちろんそこまで頑固な理屈は通らないことは私にもわかる。
しかし、世界農業遺産に認定されたからこそ、なおさら安全対策には厳しく対応していきたいというのが普通の感覚だろう。
万が一事故が起きたら、周辺に住んでいる人を避難させ被ばくさせないのが防災計画である。しかし里山や里海まで抱えて逃げることはできない。雨が降ってきた野球場のようにシートをかけてように汚染を防ぐこともできない。
そういう意味でも、原発には「絶対安全」を求めるのが能登の住民の責任だろう。さらにバックエンド問題もある。能登は農業遺産だから、使用済み燃料や廃棄物は他所に持って行ってくださいなどと言えるはずがない。
解決策がないならやはり動かせない。廃炉に向けて手続きを進めてもらうしかない・・・と私は思うが、なぜが石川県内の首長の皆さん、世界農業遺産が好きな一方で、放射能も好き!という方が多いような気がしてならない。
いや、放射能が好きと言っては語弊があるだろう。もう少し正確に言えば、放射能に伴って入ってくるお金が好き!なのでる。
震災がれきにしろ原発再稼働にしろ、やはりお金である。
さて、輪島市の震災がれきの受け入れ問題、いよいよ大きなヤマ場に入ってきた。
昨日は梶市長、クリーンセンターの地元光浦、鵜入で初めての住民説明会をおこなった。
こちら参照
もちろん反対意見の雨嵐である。
近く美谷でも説明会が開催される。
今日は美谷、光浦、鵜入の3区長による受入反対の請願の提出。
そして15日は「守る会」が署名を提出し、さらに質問書を提出する。
19、20は輪島市議会一般質問。傍聴者が殺到することだろう。
22日は輪島市議会最終日。請願の採決の行方は?議会は受入の決議を強行するのか?
ガレキ受入を前提とした焼却炉の補修費を盛り込んだ補正予算は可決されるのか?
そして24日は市民を対象にした説明会の開催。
地元は賛否両論ではなく反対一色。結束は固い。
受入に向け突き進もうとした市のシナリオはいきなり大幅修正を迫られたのではないか。
http://www.greenpeace.org/japan/monitoring/
http://kenjiwajima.blog.fc2.com/blog-entry-122.html#comment3
羽咋市、JA羽咋で世界に向けた取り組みのなか、
神子はら米や、
世界的にも注目され始めた木村さんの自然栽培
で世界ブランドの能登を作ろうとしている
すばらし取り組みである。
にもかかわらず汚染瓦礫の影響を
輪島市だけで!
焼却施設のためだけで!
わざわざ高額な運搬費までかけて!
輪島市が処理する必要があるのか???
瓦礫を受け入れれば
ローマ法王には、もう献上できない
するべきではない。
アメリカでは
寿司の売上が下がっている
汚染に敏感な
世界の目を!
来年世界農業遺産の開催地としての
責任ある
判断を!!!
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp11144...html
最も濃度が高かった5品は、1位「かわはぎ干もの」、2位「ぶり」、3位「いか」、4位「あじ」、5位「かれい」となった。
千葉・九十九里町内の商店で購入したかわはぎの干ものが217ベクレル/kgと突出しているが、これには理由があるという。
「干物は乾燥させるため水分が減少し、重量に対して放射性物質の比率が高くなります。今回の高い数値もその影響と考えられます」(食環境科学が専門の美作大学教授・山口英昌さん)