北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

全国政策研究集会in国立に参加

2016-08-19 | 活動報告


毎年参加している自治体議員を中心とした全国政策研究集会、今年は国立市の一橋大学を会場として開催される。



今年のメインテーマは「地方自治ってなんだ?」。
基調講演は最近マスコミでもおなじみ、首都大学東京の木村草太教授。
「地方自治ってなんだ~立憲主義と自治体」と題しての相変わらず難しいテーマだが、わかりやすい例え話と、時にはジョークも交えながらの講演で核心に迫っていく。
今まさに国と自治体がぶつかり合う辺野古新建設問題をについて、憲法41条、92条、95条を踏まえながら、対立点を見事にほぐしていく。安倍政権のやり方がなんかおかしい、あるいは強引だと感じる人は多いと思うが、要するにこういうことだったんだとストンと胸に落ちる。
自治体議員も憲法をしっかり学び、議論の土台に据えていくことがいかに重要か、あらためて痛感させられる基調講演。



続いて地元国立市の元市長・上原公子さんがコーディネーターを務めて阿部裕行多摩市長と保坂展人世田谷区長の鼎談。自治を巡る深い話だが、時間不足が残念。



続いての分会会、脱原発、生活困窮者自立支援法もあるが、私はTPPの分科会へ。
「TPPで本は、地方自治体はどうなるか?」がテーマだ。
この間、政府間交渉の最前線を追ってきた内田聖子さん、そしてTPPと自治体との関係をこの間ずっと提起してきた那須りえさんから詳しく報告を受ける。



全国研究集会の魅力は、タイムリーな企画はもちろんのこと、25年来の全国の議員の仲間と交流できること。
特に今回は先の参議院選挙の取り組みや、東京都内の議員からは都知事選の様子なども詳しく聞くことができた。



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