北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

寺井議長就任はお祝いするけれど・・・

2011-06-10 | 活動報告
 10時から金沢で石川県教組第155回定期大会出席。
 昨年までは石川県平和運動センター事務局長の立場で来賓挨拶をさせてもらっていたが、今年は選挙のお礼と石川県民主教育政治連盟(石政連)のメンバーに加わっての決意表明である。
 石政連議員8人から9人へ。他の皆さんも全員頑張った結果ではあるが、珠洲の私の分が新たに1議席追加ということでその期待の大きさ、責任の重さをヒシヒシと感じる。

 夜は能登路荘で寺井秀樹議長就任祝賀会。
 案内をいただいたので出席させてもらった。

 昨日もある人のところで、「なんじゃ、今度の議会は。議長選挙は全員「寺井」って書いたがか。反発するもんはおらんかったがか!」という声をいただいたが、その通りで私も投票した一人である。(これについては こちら参照

 見附島をバックに見ながら、後援会長や市長、北村代議士はじめ多くの来賓の方から祝辞があり、寺井議長本人のあいさつ、さらに乾杯後も数人の祝辞が続いた。 

 私にマイクが回ってくることはないが、挨拶させてもらえるならば、
 「これから先の4年間、全国の自治体議会は議会改革を競い合うことになる。寺井議長は絶好のタイミングで議長になった。全国が注目するような議会改革に道筋をつけることができるならば、珠洲市議会の歴史に名を残す名議長になることだろう。その手腕に大いに期待している」
 といったことを述べてヨイショしたことだろう。

 ところが、次々とマイクを握る皆さん、議会改革に触れた人は一人もいない。
 残念極まりない。

 唯一、議会のあり方に注文をつけたのは上田幸雄元県議だけであった。
 「議会と市長はしばしば車の両輪に例えられる。しかし、右と左の車輪ではなく、前輪は市長で後輪は議会、しかも四輪駆動ではなく前輪駆動の車で、議会はただ、市長についていっているだけという議会がある。珠洲市のことではないが」
 といった趣旨の挨拶を述べ、議会の現状を皮肉った。

 お祝いの場であり、参加した皆さんと楽しく話をさせてもらった身で不満を言っては大変恐縮だが、2年後の私約交代?(勝手な想像だが)の時期に「大過なく重責を果たした」ではなく、立派な仕事を成し遂げた議長としてバトンを渡してもらいたい。


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