北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

怒りの「パン屋さん」 

2017-04-05 | 雑感
私は3度の食事は基本的にはご飯である(そういえば以前も書いた「このパンは食べてみたい」)

だからと言って自分が愛国主義者だとか、パン食の皆さんより郷土愛が強いと思ったこともない。

道徳の教科書検定を巡ってパン屋さんが怒っている。

教科書検定での「郷土愛不足認定」にパン屋会長が怒りの反論
<道徳教科書検定>「パン屋」怒り収まらず
など・・・

怒るパン屋さんを応援するためというわけではないが、昨日、金沢出たついでにパン屋さんに立ち寄る。食パン専門のパン屋さんだ。



あまりパンは食べないと言いながらも、強いていえば、ふわふわのパンよりもちもちの噛みごたえのあるパンの方が好きだ。
先日紹介したブドウの天然酵母菌を使った穴水のパン屋さんにお気に入りである。

この金沢のパン屋さんは真逆で、徹底的にふわふわ柔らかいパンを追求している。
けどおいしいのでこれで3回ほど寄っている。矛盾!

どのパン屋さんもお客さんのため、もっとおいしいパンを、と頑張っている。
愛国心でパンを焼いてる店などないだろう。
だけど、郷土愛に逆行するお店であるかのような仕打ちには怒って当然だ。

こんな調子で安倍政権推奨の「愛国心」を忖度し始めると、教科化がスタートする来年以降、道徳の時間は敵性語は使うな!なんてことにもなりかねない。
ストライクは「よし!」
ボールは「だめ!」
セーフは「よし」
バッテリーは「対打機関」
タイムは「停止!」

パン屋さんの怒りをパン屋さんの問題で終わらせてはいけない。


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