北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

「虹と緑」全国政策研究会へ

2011-08-18 | 活動報告
 あさって19日から20日にかけては、米子市で開催される自治体議員政策情報センター「虹と緑」の全国政策研究会に参加する予定。開始時間や交通の便から明日のうちに出発しなければならない。

 もちろん勉強が主目的だが、久々に会う20年来の議員仲間との交流がこれまた楽しみである。参加するのは主に全国各地でいわゆる市民派無所属で活動する議員。

 以前はこういう無所属議員は珍しく、各議会どころか1県に1人いたかどうか。
 数の世界、既存の勢力が幅をきかす政治の世界にあって、「イジメ」に合いながら市民運動をバックに必死で闘い続けた議員である。そんな議員が交流し、経験を共有する組織として全国革新議員会議というものがあった(いまでも存続している)。
 92年には珠洲のきのうら荘で全国各地から約100人の自治体議員が参加し、この全国革新議員会議の全国集会を開催したこともある。
 この全国革新議員会議に参加していた議員が、地方から政治を変えようと新たな議員のネットワーク組織をつくり、その後、幾多の変遷を経たなかでたどりついた組織の一つが自治体議員政策情報センター「虹と緑」だ。

 今年の研究会には片山善博総務大臣、福嶋浩彦消費者庁長官、そして飯田哲也環境エネルギー政策研究所所長も参加し、講演がある。

 片山さんは前鳥取県知事ということで、里帰りも兼ねてかどうかは知らないが、9.11以降の「地方自治体と議会」をテーマに語ってもらう予定で大いに楽しみにしている。

 飯田さんは最近メディアへの露出も多いのでご存知の方も多いと思うが自然エネルギー推進のオピニオンリーダーである。

 福嶋さんは我孫子市議を経て我孫子市長を勤め、その後、中央大の客員教授をしていた。菅政権発足で消費者庁長官に任命されたが、それまではこの政策情報センター「虹と緑」のセンター長も務めていた。
 地方自治関係では、我孫子市長時代に結構注目されていたが、知らない人がほとんどだろうと思うが、「消費者行政から見えてくる地方自治の課題」ということで講演予定だ。
 
 実はこの福嶋さん、私の大学の先輩でもある。3年上だがわずか定員80人の社会学類(学部のようなもの)の中なので当時から知らない仲ではない。

 大学卒業後全く付き合いはなく、風の便りで市議をやってる、市長になった、あれっ!新聞に大きく紹介されているぞ!という程度に知ってはいたが、約30年ぶりに会えそうでこれまた大いに楽しみである。

 当時の彼を知る人はほぼ全員、消費者庁長官という肩書きに「え~~?うそやろ~~~!?」という感じである。
 

 

 


2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-08-21 09:43:04
中央大→中央学院大 地元大の客員ですから退任後も地元と良い関係を築けていたと解釈できますかね。
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訂正ありがとうございます (北野 進)
2011-08-23 22:27:41
中央学院大の間違いです。失礼しました。
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