昨日、細野環境大臣が石川県入りし、小松空港で谷本知事と会談。
会談の様子は各社報じているが、以下はNHKから。
谷本知事は細野環境大臣と小松市で会談し、東日本大震災の被災地のがれきの広域処理を進める上で、現在、輪島市が検討しているがれきのサンプル調査について、どの被災地から受け入れるかを国が主体的に調整するように求めました。谷本知事は、8日午後、小松市を訪れていた細野環境大臣と会談し、被災地のがれきの広域処理を進める上で国に要望書を手渡しました。このなかでがれきの広域処理について▽がれきを受け入れる際の放射性物質の濃度の基準について根拠などを丁寧に説明することや、▽風評被害が生じないように国が万全の対策を講ずることなどを求めています。
また、谷本知事は県内で輪島市と金沢市ががれきの受け入れの意向を示していることを説明した上で、「輪島市は近々、がれきのサンプル調査を実施すると思うので、被災地のどこの自治体を受け入れるべきか、あっせんをお願いしたい」と述べ、受け入れ先と被災地との調整を国が責任を持って行うように要請しました。
これに対して細野大臣は、「しっかりやらせていただきたい」と応じた上で、「被災地の復興を加速させるためにも、なんとかがれきの処理を進めていきたい」と話していました。
輪島市はサンプル調査をおこなうという方針までは示していたが、その後の具体的な動きがみられず不思議に思っていた中で、NHKが輪島市のサンプル調査について一番詳しく報じていたので紹介した。
要するに輪島市は当初、名取市、石巻市、女川町の3つの自治体の中からの受け入れを検討し、職員も派遣していたが、受け入れ先については白紙に戻っていたということである。
名取市についてはさる2月20日、石川県庁を訪れた佐々木・名取市長が「名取市のがれきは市内で処理できる見通しだ」と報道陣の取材に答え(3月19日毎日新聞より)、引受先をやんわり断られている。
石巻、女川についても、県議会の議員勉強会に環境部から出された資料をみても、放射能濃度はキロ当たり100Bqを超えている。
汚染されていないがれきを探し出し、サンプル調査をするのも難しいだろう。
ということで、昨日の谷本知事発言は、輪島市の「支援の気持ちの空回り」(毎日新聞より)を踏まえ、輪島市と協議したうえで引受先探しをあらためて細野大臣にお願いするという展開になったと思われる。
もちろん、今後は国が間に入ってのあっせんであるから、展開は要注意である。
◇石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会のブログはこちら
◇署名活動はさらに延長、3次集約は5月10日、4次集約は6月10日。
受入断念の日まで続けます。
署名用紙はこちらから
◇ネット署名も展開中!
携帯サイトからもOKです。
拡散大歓迎!
会談の様子は各社報じているが、以下はNHKから。
谷本知事は細野環境大臣と小松市で会談し、東日本大震災の被災地のがれきの広域処理を進める上で、現在、輪島市が検討しているがれきのサンプル調査について、どの被災地から受け入れるかを国が主体的に調整するように求めました。谷本知事は、8日午後、小松市を訪れていた細野環境大臣と会談し、被災地のがれきの広域処理を進める上で国に要望書を手渡しました。このなかでがれきの広域処理について▽がれきを受け入れる際の放射性物質の濃度の基準について根拠などを丁寧に説明することや、▽風評被害が生じないように国が万全の対策を講ずることなどを求めています。
また、谷本知事は県内で輪島市と金沢市ががれきの受け入れの意向を示していることを説明した上で、「輪島市は近々、がれきのサンプル調査を実施すると思うので、被災地のどこの自治体を受け入れるべきか、あっせんをお願いしたい」と述べ、受け入れ先と被災地との調整を国が責任を持って行うように要請しました。
これに対して細野大臣は、「しっかりやらせていただきたい」と応じた上で、「被災地の復興を加速させるためにも、なんとかがれきの処理を進めていきたい」と話していました。
輪島市はサンプル調査をおこなうという方針までは示していたが、その後の具体的な動きがみられず不思議に思っていた中で、NHKが輪島市のサンプル調査について一番詳しく報じていたので紹介した。
要するに輪島市は当初、名取市、石巻市、女川町の3つの自治体の中からの受け入れを検討し、職員も派遣していたが、受け入れ先については白紙に戻っていたということである。
名取市についてはさる2月20日、石川県庁を訪れた佐々木・名取市長が「名取市のがれきは市内で処理できる見通しだ」と報道陣の取材に答え(3月19日毎日新聞より)、引受先をやんわり断られている。
石巻、女川についても、県議会の議員勉強会に環境部から出された資料をみても、放射能濃度はキロ当たり100Bqを超えている。
汚染されていないがれきを探し出し、サンプル調査をするのも難しいだろう。
ということで、昨日の谷本知事発言は、輪島市の「支援の気持ちの空回り」(毎日新聞より)を踏まえ、輪島市と協議したうえで引受先探しをあらためて細野大臣にお願いするという展開になったと思われる。
もちろん、今後は国が間に入ってのあっせんであるから、展開は要注意である。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◇石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会のブログはこちら
◇署名活動はさらに延長、3次集約は5月10日、4次集約は6月10日。
受入断念の日まで続けます。
署名用紙はこちらから
◇ネット署名も展開中!
携帯サイトからもOKです。
拡散大歓迎!
しかし国にあっせんを任せてどうなることやら。
それにしてもてっきり既にガレキのサンプル検査が県の検査機関でなされているのかと思って結果を待っていましたが・・まだだったのですね。やはり宮城の瓦礫の高い汚染数値では、納得いく説明をする方も聞く側も難しいものがあると思います。
私は受け入れには反対ですが、もしも、どうしても受け入れなければいけない状況になったとしても、やはり最低でも原子炉等規制法の100bq/kg以下の基準が採用されなければいけないと思います。それも焼却前でなく、焼却後の灰が100bq/kg以下でなければ、と思います。
細野環境相は先日の京都市でのアピール演説にて、「今日はなぜ瓦礫のセシウム濃度8000bq/kg以上という基準が安全なのかをお話しようと思ってきましたが、このようにお話を聞いていただけない状況なので今日ここでは話さすのは止めにします」とスピーカーを通して言ってのけました。
まるで子供だましのようです。
それならただ感情にうったえる演説なんかよりも、最初からその話をすればいいのでは?と思いました。やはり納得できるような安全根拠など無いものと思われても仕方がないです。
今、メールやTwitterなどで広げてます
本当にお疲れ様です
反対が通るまで応援します
「あんたんとこのガレキは危険だから、能登へ持ってこさせない」と言ってきてくれ。
おれらはそのぐらい嫌なんだ。
真剣に聞いてみたい。
北のミサイルは怖くないんですか?
何故北のミサイル阻止のカンパや
集会を開かないのですか?
北の核やミサイルの情報はどの程度
認識していますか?
日本の国を信用できない方は北をどう
見ているのですか?