北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

またもや震度3

2011-12-17 | 雑感
 夕方17:50分に震度3の揺れ。マグニチュード4.3。震源地は三崎町寺家の沖合で深さは10キロメートル。
 突然の細かい縦揺れ(のように感じた)が数秒。

 12月8日深夜の地震の震源地は狼煙沖だったが、今回は前回の震源地よりやや南側。

 能登半島の陸地箇所の活断層地図は時々新聞などでも見かけるが、周辺海域も含めた活断層地図はあまりない。
 北陸電力が志賀原発の耐震安全性を示すために国に提出した報告書には珠洲周辺の活断層も記載されている。
 ここには断層の長さ69キロ、マグニチュード7.9の巨大地震が想定される珠洲岬沖断層帯が記載されている。しかし、北陸電力の海域の調査は志賀原発の沖合が中心。今月の2回の地震の震源は富山湾側に入っている。半島周辺には、この図面には記載されていない、未調査の海底の活断層があると思われる。

 珠洲市は6月議会の補正予算で津波ハザードマップの作成予算が計上された。新年の広報すずと同時に各家庭に配布される予定である。各地域の詳細な浸水予想図と避難経路、避難所が記載されている。避難場所は3.11以降追加で多くの場所が指定されており、従来の約2倍の118か所となった。自宅だけでなく勤務先、買い物先、子どもたちが通う学校なども含め、主な行動範囲の避難所は家族で頭に入れておいた方がいい。

 うちは海岸線から奥に入り、津波の心配はないが、この時期の地震による一番の心配は火災である。冷え込んだ夜には特にうれしい薪ストーブに薪風呂。消火器はそばに置いてあるが、突然の揺れには肝を冷やす。


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