北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

「持っている」ではなく「背負っている」

2012-03-30 | スポーツ
 日本ハム・斉藤佑樹が開幕戦、1失点完投で勝利を挙げた。
 ヒーローインタビューでまたまた名言。

 早稲田時代も、「斉藤は何かを『持っている』と言われるが、持っているのは仲間です」との名言があった。

 ピッチングも良かったが、スポーツ紙の見出しを飾れる言葉をインタビューで的確に語れるセンスも素晴らしい。

 それと比べて・・・比べては斉藤投手に失礼かもしれないが、野田総理の言葉のセンスのなさは歴代総理の中でも特筆に値するだろう。

 永田町は消費税を巡って揺れているが、野田首相からは「政治生命をかける」と言った月並みな決意表明や、「命をかける」といったできもしないことを掲げた軽い決意表明しか聞こえてこない。
 
 私は低所得層にさらに負担増となり、格差を拡大させる消費税引き上げには反対だ。野田首相は命をかけなくてもいいから、年間3万人を超える自殺者の命を救ってもらいたい。
 引き上げ賛成の人にとっても、ここで首相にぜひ言ってほしい言葉というのがあるだろう。よくぞ言ってくれた、よっしゃ!という言葉である。

 斉藤党首が「背負っている」といえば、
 「お~~~~頼むぞ!」「次の登板も応援にくるぞ!」
 となるが、
 野田首相の「政治生命をかける」といっても
 「どうぞご勝手に」である。
 野田首相の政治生命など多くの国民にとって大した関心事ではないのである。

 「国民の暮らしが第一」と言っていた民主党が、福島社民党党首の言葉の通り「思えば遠くへ来たもんだ」。
 残念でならない。
 
 


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2012-03-31 04:26:36
発する言葉全てが全く心に響かない・・野田総理はそんな首相ですね。
失言癖の森元首相も酷かったですが、米大統領への「Who are you?」発言はそれに比べてまだ愛嬌がありました。
返信する

コメントを投稿