新年会 新年会 ・・・ の続き

　珠洲商工会議所新年互礼会。
　刀祢秀一新会頭のあいさつ。
　事務方の用意した原稿を読むようなことはしないと聞いてはいた。
　が、会頭として初めての互礼会でもあり、ある程度前例踏襲かと思っていたが、あそこまで普段着の自分の話し言葉で通すとは・・・
　その中で、これからのビジョン、大きな構想の実現に向け、着実に手を打っている、あるいは打ちつつあるという雰囲気を醸し出し期待を高める。
　昨年までの今井前会頭のあいさつは、地域経済の現状を分析し、商工会議所として取り組むべき課題を列挙し、理路整然、わかりやすい挨拶だったが、好き嫌いは別にして、今日の刀祢会長のあいさつは商工会議所の変化を印象づけることになったのではないか。
　今後の手腕が見もの。

　続いて連合石川・石川労福協の新春の集いへ。
　開会前の会議で谷本知事の推薦を決定。
　狩山会長のあいさつの目玉だった。
　これを受けて、来賓の谷本知事があいさつの中でお礼と決意を述べるシナリオだったと思うが、インフルエンザによる欠席は想定外。
　中西副知事が代わりにお礼を述べ、知事あいさつの代読となった。
　ところで、アトラクションの太鼓の演奏は新鮮でしかもものすごい迫力。　う～ん残念ながらグループ名を忘れてしまった　

　夜は平和運動センター・勤労協の新春の集いへ。
　金沢出身のピアニスト・田島睦子さんのピアノ演奏でスタートした。素晴らしい。
　文化の厚みが平和構築の推進力となることを確信。

　細野代表はじめ来賓の皆さんからのあいさつは、秘密保全法強行採決など、この一年間の安倍政権の暴走を批判し、国家安全保障基本法の制定や集団的自衛権容認の動きなどを警戒し、なんとしても阻止する決意が語られる。　
　原発再稼働阻止の決意も含め「あけまして安倍打倒！」である。

　今日の新年会のあいさつの中でもっとも印象的だったのは近藤和也民主党県連代表の平和センター集いでのあいさつ。平和の問題で大きく踏み込んだ。ようやく自民党との対決軸が鮮明になってきた感がある。

　金沢での新春の集いの参加は、私にとっては今年の活動方針の確認という意味合いと同時に、同窓会的な楽しみも大きい。
　以前の平和運動センターの事務局をしていた当時、お世話になった各組合の役員の皆さんとの再会はうれしいもの。
　それぞれさらに重要なポストで活躍している姿は頼もしい。
　労働界の大先輩の姿も見られる。今年は安倍政権への危機感からか、例年以上に多くの方の参加があったのではないか。
　中西吉明副知事とも久しぶりにお目にかかった（谷本知事欠席のおかげ？）。

　そして今日はもう一つサプライズがあった。
　約３０年前のサラリーマン時代の職場の同僚が連合石川某地協の役員として参加しておりあっと驚く再開。感謝。