珠洲市議会9月議会は9月6日に開会するため、1週間前となる今日が請願や意見書の提出の締め切りとなる。(9月議会の日程はこちら)
6月議会では請願2本の紹介議員となり、意見書も3本提出したが、今回はなし。
しかし、今議会には福島から金沢に避難している浅田正文さん、眞理子さん夫妻が提出した「『志賀原子力発電所の運転再開に慎重な対応を求める意見書』の提出を求める請願書」が本日、提出された。しっかり応援していきたい。
以下は請願の要旨及び理由である。
私たちは大事故を起こした福島第一原子力発電所の30キロメートル圏内に住んでいました。1号機が爆発した夜、田村市都路行政区の避難指示に従い、また金沢市の友人からの有難い誘いもあり直ぐに避難してきました。その後石川県や金沢市の方々の温かさに支えられて仮住まいにて避難生活を続けています。5か月たった今も事故は収束する気配も無く、事故の原因検証はまだ緒についたばかりです。私たちが故郷に戻れるのかさえ定かではありません。また、避難解除となっても、以前のように田畑を耕し、山菜やキノコなど大地の恵みを味わうこともできません。山の木を薪スト―ブで燃やすこともできません。豊かだった田舎の生活は放射能で汚された地では二度と返ってきません。このような思いをするのは今回だけ、福島だけで十分です。
また、今回の事故では原子力防災計画の対象範囲外の多くの自治体も避難区域に指定される等、まったく想定していなかった原子力災害への対応を迫られています。
さらに300キロメートルも離れた静岡県のお茶や100キロメートル離れた岩手県でも稲わらが驚くほど汚染され、日本中で食物による内部被曝が拡がるおそれもあります。
北陸電力は志賀原子力発電所の運転再開を急いでいますが福島第一原子力発電所事故の真の原因さえ明らかになっていないのに時期尚早ではないでしょうか。
そこで下記の事項を求める意見書を石川県、および国に提出していただきますよう請願いたします。
記
1.福島第一原子力発電所事故の徹底検証が終わるまでは志賀原子力発電所の運転再開の是非について判断しないこと。
2.運転再開の是非を判断する時は立地町である志賀町だけでなく周辺自治体の首長、議会、および住民の意思を尊重すること。
6月議会では請願2本の紹介議員となり、意見書も3本提出したが、今回はなし。
しかし、今議会には福島から金沢に避難している浅田正文さん、眞理子さん夫妻が提出した「『志賀原子力発電所の運転再開に慎重な対応を求める意見書』の提出を求める請願書」が本日、提出された。しっかり応援していきたい。
以下は請願の要旨及び理由である。
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私たちは大事故を起こした福島第一原子力発電所の30キロメートル圏内に住んでいました。1号機が爆発した夜、田村市都路行政区の避難指示に従い、また金沢市の友人からの有難い誘いもあり直ぐに避難してきました。その後石川県や金沢市の方々の温かさに支えられて仮住まいにて避難生活を続けています。5か月たった今も事故は収束する気配も無く、事故の原因検証はまだ緒についたばかりです。私たちが故郷に戻れるのかさえ定かではありません。また、避難解除となっても、以前のように田畑を耕し、山菜やキノコなど大地の恵みを味わうこともできません。山の木を薪スト―ブで燃やすこともできません。豊かだった田舎の生活は放射能で汚された地では二度と返ってきません。このような思いをするのは今回だけ、福島だけで十分です。
また、今回の事故では原子力防災計画の対象範囲外の多くの自治体も避難区域に指定される等、まったく想定していなかった原子力災害への対応を迫られています。
さらに300キロメートルも離れた静岡県のお茶や100キロメートル離れた岩手県でも稲わらが驚くほど汚染され、日本中で食物による内部被曝が拡がるおそれもあります。
北陸電力は志賀原子力発電所の運転再開を急いでいますが福島第一原子力発電所事故の真の原因さえ明らかになっていないのに時期尚早ではないでしょうか。
そこで下記の事項を求める意見書を石川県、および国に提出していただきますよう請願いたします。
記
1.福島第一原子力発電所事故の徹底検証が終わるまでは志賀原子力発電所の運転再開の是非について判断しないこと。
2.運転再開の是非を判断する時は立地町である志賀町だけでなく周辺自治体の首長、議会、および住民の意思を尊重すること。
以上
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