北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

住民投票の告示日って何をする? 

2017-02-11 | 輪島産廃問題
  

明日12日の産廃問題住民投票の告示日を控え、輪島市内では剱地の皆さんが投票を呼びかけるチラシをポスティング。
今日で市内をほぼ全域を回ったとのこと。

  

街宣車も3台回りる。
私も社民党の街宣行動に参加し、市街地5か所で反対への投票を呼びかける。
通り過ぎる車から手を振ってくれる人も多い。
チラシを渡して投票を呼びかけると、「わかっとる。私も反対や!」と頼もしい返事が返ってくる。
もちろん、みんながみんなこんな反応というわけではない。
気を引き締めてあと1週間の運動に協力していきたい。


ところで住民投票の告示日って何をするの?という素朴な疑問について少し書きたい。
通常の選挙ならば立候補の届け出、掲示番号が決まったらポスター貼り、届け出が終わった選挙カーが事務所に戻って来て(あるいは必勝祈願祭をやってる神社に到着して)出陣式、そして遊説に出発という流れが多いだろう。

住民投票は候補者がいない。
したがって選挙ポスターもない。
候補者が乗る選挙カーもない。

告示日というのは文字通り「選挙日の告示をする日」である。
輪島市の場合は選挙管理委員会が選挙の告示の書類を掲示板に貼って、基本的にはそれでお仕舞いである。

住民投票の運動してきた私たちも、告示日を境に何が変わるということもない。
住民投票運動は基本的には自由(買収や強迫など刑法に触れるようなことはもちろんダメ)だから、事前運動の制限もなければ、告示日以降だからといって配布してはいけない文書があるわけでもはない。

告示日だからと言って運動的には特段何も変わらないのである。

強いて言えば、告示2日目から開始される期日前投票を翌日に控えた日ということになる。
そこで輪島市内では明日、翌13日(月)からの投票のスタートに向けて事実上の決起集会となる「住民投票成功集会」が開催される。
また、朝9時からは産廃処分場計画地である剱地地区で街宣車の出発式も行われる。

候補者はいないが、逆にいうなら、署名運動の受任者はじめ明日の集会に参加するすべての人たちが、まさに自分が候補者だという気概で頑張ることが住民投票の成立・成功につながっていく。


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