「石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会」は今日、輪島市と輪島市議会に対して震災がれき受け入れ反対の申し入れをおこなった(申入書はこちら)。
会が発足した2月19日からスタートした署名活動は3月12日に第一次集約を迎え、輪島市内から1,215筆、輪島市外から1,809筆の計3024筆が寄せられた。
署名用紙を持参し、午後2時から輪島市長宛に申し入れ。
対応は福祉環境部長である。
回答の主なポイントは下記の通り。
1.住民説明会はなど受入に向けてのスケジュールは全く未定。
2.奥能登地区の理解は必要と考えている。
3.里山里海の取り組み、世界農業遺産認定と震災がれきの受入は別ものと考えている。
4.8000Bq/kg以下の焼却灰は埋め立て処分場に持ち込み、土を50cmかけて埋めれば安全とは考えている。
5.受け入れがれきの放射能の上限はまだ決めていない。ここ(輪島市内)の廃棄物と同等のものを考えている。
6.サンプル調査は、県の保健環境センターで数種類のがれきを混ぜて粉砕し、ゲルマニウム半導体検出器付核種分析装置でおこなう予定。
全体を通じての印象(わずか30分余りの時間でありあくまで印象だが)
1.安全性の確認
サンプル調査の具体的な日程も不明であり、独自の安全基準に対する具体的な考えや確たる理念も聞けず。
2.庁内の受け入れ態勢
梶市長の受け入れへの強い意欲とは裏腹に、輪島市が全国の自治体のトップグループとして受け入れ態勢をつくる力量があるのか疑問(放射能や震災がれきの危険性に対する基本的認識すら疑問)。
3.客観情勢
梶市長の受け入れ表明から約4か月。市職員の現地派遣、県への調査依頼などはおこなったが、一方で地元を中心に安全性に対する疑問、課題も浮き上がり、市として受け入れへの具体的な展望を持っているようには見えず(楽観はできないが)。
4.輪島市の局面打開策
野田政権の強硬姿勢、マスコミを挙げたキャンペーン、全国の受入自治体のプロジェクトへの参加など全国の流れ。さらに金沢市の受け入れへの動きが大きい。輪島市との二人三脚、あるいは金沢市が県内の受け入れをリードする中で、局面の打開を図るか。
5.長期化か?
全国各地での受入気運を高めたい野田政権にとって、早々と手を挙げた輪島の存在は貴重。逆に言うなら受入断念の先陣を切ることは難しく、問題は長引きそう。「受け入れをさせない」から「受け入れ断念」へさらに運動の強化が必要。特に金沢の闘いとの連携が重要。
市議会大宮議長へも同様の申し入れ。
2次集約は4月10日。
会が発足した2月19日からスタートした署名活動は3月12日に第一次集約を迎え、輪島市内から1,215筆、輪島市外から1,809筆の計3024筆が寄せられた。
署名用紙を持参し、午後2時から輪島市長宛に申し入れ。
対応は福祉環境部長である。
回答の主なポイントは下記の通り。
1.住民説明会はなど受入に向けてのスケジュールは全く未定。
2.奥能登地区の理解は必要と考えている。
3.里山里海の取り組み、世界農業遺産認定と震災がれきの受入は別ものと考えている。
4.8000Bq/kg以下の焼却灰は埋め立て処分場に持ち込み、土を50cmかけて埋めれば安全とは考えている。
5.受け入れがれきの放射能の上限はまだ決めていない。ここ(輪島市内)の廃棄物と同等のものを考えている。
6.サンプル調査は、県の保健環境センターで数種類のがれきを混ぜて粉砕し、ゲルマニウム半導体検出器付核種分析装置でおこなう予定。
全体を通じての印象(わずか30分余りの時間でありあくまで印象だが)
1.安全性の確認
サンプル調査の具体的な日程も不明であり、独自の安全基準に対する具体的な考えや確たる理念も聞けず。
2.庁内の受け入れ態勢
梶市長の受け入れへの強い意欲とは裏腹に、輪島市が全国の自治体のトップグループとして受け入れ態勢をつくる力量があるのか疑問(放射能や震災がれきの危険性に対する基本的認識すら疑問)。
3.客観情勢
梶市長の受け入れ表明から約4か月。市職員の現地派遣、県への調査依頼などはおこなったが、一方で地元を中心に安全性に対する疑問、課題も浮き上がり、市として受け入れへの具体的な展望を持っているようには見えず(楽観はできないが)。
4.輪島市の局面打開策
野田政権の強硬姿勢、マスコミを挙げたキャンペーン、全国の受入自治体のプロジェクトへの参加など全国の流れ。さらに金沢市の受け入れへの動きが大きい。輪島市との二人三脚、あるいは金沢市が県内の受け入れをリードする中で、局面の打開を図るか。
5.長期化か?
全国各地での受入気運を高めたい野田政権にとって、早々と手を挙げた輪島の存在は貴重。逆に言うなら受入断念の先陣を切ることは難しく、問題は長引きそう。「受け入れをさせない」から「受け入れ断念」へさらに運動の強化が必要。特に金沢の闘いとの連携が重要。
市議会大宮議長へも同様の申し入れ。
2次集約は4月10日。
もうすぐ春本番です。私自身は風邪などで署名活動が難航した部分がありましたが、第二次締め切りを目指して金沢市で署名を集めます。
輪島市の皆さん、輪島市民の方の署名はやはり
一番輪島市への働きかけが強いと思うのです。
今まで活動していらした方も、そうでない方も
一緒に署名活動、もうひとふんばりしましょう!
受けいれ拒否を利己的と反論される場合も多いかと思われます。そのようなときには、私は以下の記事などを見てもらい一緒に考えさせてもらっています。
みんなの党の田中康夫氏の書かれた、「笑止千万がれき受けいれ」(このようなタイトル)、中部大学教授武田邦彦先生の書かれた「がれきのトリック」等。これらの記事は、インターネットに掲載されています。
このような記事も使って話してみると納得してもらえることも多いので、参考にしてもらえたら・・・と思います。
北野市議、「石川の里山里海、子どもたちの未来を放射能から守る会」の皆さん、現在輪島市で先頭にたち発言してくださっている市議の皆さんの健闘に感謝します。
私たちもできることをコツコツとやっていきましょう。
これぐらいの署名を単独で提出してもインパクトがないので、どうかアドバイスをお願いします。私個人の考えは、輪島のみならず他の都道府県への瓦礫受け入れへの反対、民主党政権の酷さを国民に訴える事、幼い子供達を守りたいという一心です。
なにかアドバイスして頂けるなら下記のアドレスにメールをお願いします。
h4444ne@titan.ocn.ne.jp
遅ればせながら、、3,024筆ですか!前ブログにて2,000余りと聞いていたので・・すごいです。
第二次集約もさらに上回るといいですね。
さて、下記URLにて瓦礫広域処理に反対する全国署名もあります。ネット署名の第2次集約日が23日に迫っています。
緊急全国署名【バラまかないで!震災がれき 燃やさないで!放射能ゴミ】
http://houshanou-shomei.seesaa.net/
「がれき処理なぜ進まない お役所仕事が原因?」と
地元処理を断られた陸前高田市長にインタビュー、
仮設焼却炉もほとんど稼働していないことを暴露し、
久々のクリーンヒットです。
同記事でも登場していましたが、
地元仙台の斎藤やすのり衆議院議員が、
広域処理に反対されています。
http://saito-san.sblo.jp/
大変心強いです。
輪島市民への世論調査では、
過半数ががれき受け入れ賛成となっています。
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2012032002000170.html
受け入れ賛成の主な理由は「被災地の復興支援」ということで、
最近の政府のキャンペーンを鵜呑みにした回答になっています。
がれき処理が進まないのは、広域処理受け入れとは無関係なこと、
受け入れ促進のためのキャンペーンにわざわざ多額の税金が投入され、
新聞記事等操作されていること、
がれき処理には、産廃業者等の利権が絡んでおり、
決して「絆」などという綺麗事ではないこと、
そもそも「絆」なのなら、原発事故の補償や汚染地域からの避難など、
政府として優先すべきことが多々あるのに、
がれき処理にのみ異常に執着し圧力をかけてくる姿勢がおかしくはないかなど、
丁寧に説明して理解を得ていくしかないのでしょうね。
細野氏の(あるいは政府の)認識として、一言で言えば、「さすがに福島の瓦礫は汚染されているので一箇所にまとめて処理するが、宮城・岩手の瓦礫は汚染されていない」とのこと。
彼も国際的な処理基準を知らないわけでもないでしょうし、放射性物質は広域処理できないということも知っているようです。が、宮城と岩手の瓦礫は本当のところどうなのか、誰か実際に検証してくれればと思います。本当に安全なら受け入れてもいいのではないかと揺れる思いにもなるのですが、本当に検証するにはやはりモルモットになる・・ということなのでしょうか。
やはりわずか17%をわざわざ無理に全国拡散させるのはおかしいです、もうドイツなど外国からの指導を受けたほうがいいのではないかと思いますね。
自民党ががれき広域受け入れのアンケートを行っています。 1クリックです!携帯からも行けます!
http://www.jimin.jp/voice/yn_voice/index.html
皆さまよろしくお願いいたします。