北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

メダカが仲間入り

2010-11-14 | 我が家の周りの自然
 メダカがうちの仲間入りした。

 昔、カブトムシがデパートで売られ始めた頃、なんという時代になったものか、と嘆いていたような気がする。それが今や、メダカもホームセンターで手軽に買える時代だ。一匹19円と表示されるメダカを「10匹ください」と買ってきた。



 それはともかく、納屋にあった大きなカメを玄関先に置き、水を入れ、近所の池からもらってきた水草を浮かべ、メダカの棲家にした。
 こんな飼い方、実は七尾市の友禅作家・志田弘子さんの家のまねをしたものだ。先月初め、彼女の家で開かれた家族展(連れ合いさんは木彫り、二人の娘さんは染物と輪島塗り)を見に行き、すばらしい作品にも感動したが、それ以上に家のつくりや手作りログハウスの小屋、そして庭の様々な工夫に感心してしまった。ログハウスは作れないが、たまたまうちにもカメがあるので、これだけはうちだでもやろうと思い描いてきたのだ。



 10匹のメダカ、昼はカメの中ほど、水草の下に隠れてじっとしてしている。寒いからか、環境に慣れないからか。やっぱり水槽じゃないとながめられないかなぁと心配していたが、日が暮れて暗くなったら水面に5匹現れ、餌を食べたり、泳いだりしている。メダカって夜行性?てなわけないと思うけど、人の気配がしないから安心して浮上してきたのか。

 小さい頃は近くの田んぼに行って、メダカやフナ、ドジョウなどを取ってきて、バケツに入れて飼ってたものだ。あれからなんと40数年。メダカもいまやレッドデータブックに登場する時代だ。目の前にいるのはホームセンター出身のメダカだが、そんなことは関係なく実にかわいいものだ。


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