北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

行政視察 今日は海・川の再生可能エネルギー

2018-08-01 | 珠洲市議会


昨年の産業建設常任委員会は地熱発電とバイオマス発電を学んだが、昨年は山の再生可能エネルギ―だとすると今年は海川の再生エネルギーを視察。



まずは伊万里市にある佐賀大学の海洋エネルギー研究センター。
海の再生可能エネルギーの研究では国内のトップを走る。
海洋温度差発電や波力発電、海水からの資源回収も含め、海の潜在資源の利用を追求してる。



実用化にはコストの問題や蓄電技術の進歩に期待する部分もあるが、実験段階から実証段階に進んでいる分野もあり、私たちが海からさらに新しい恵みを得る時代も遠くはないと思われる。
3方を海に囲まれた珠洲市にとっても海洋エネルギーの技術進歩は期待したいところ。





続いて午後は福岡県の糸島市を訪れ、小水力発電を学ぶ。
糸島市ではダムの放流管を利用した瑞梅寺ダム小水力発電所と自然の流水を活用した白糸の滝小水力発電所の説明を受ける(現地は残念ながら先般の豪雨災害のため視察できず)。白糸の滝小水力発電所
では2つの異なる水車を使っており、3つの特徴を学ぶことができた。



再生可能エネルギーというと、太陽光や風力が注目され、実際急激に発電量は伸びているが、地域にある潜在的なエネルギー資源はさらに多く、利用可能性があるものもある。急速な技術開発に対しアンテナを高く構えておく必要性を痛感する。
もちろん珠洲市もやれることはたくさんある。


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