北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

6月議会開会 H28年度も黒字決算に

2017-06-13 | 珠洲市議会
珠洲市議会6月定例会開会。
1億3千万円余のH29年度一般会計補正予算案や新たな農業員会制度の下での新農業委員会委員の任命に同意を求める議案など議案12件、H28年度一般会計補正予算の専決処分など報告が16件、諮問1件が提案された。

H28年度の一般会計決算は、当初は6億7,100万円の財政調整基金の取り崩しが計上されていたが、終わってみれば4億円余の黒字が見込まれ、3億円を新図書館建設基金に積み、その上で実質収支が1億1,800円の黒字決算となる見込み。
11年連続の黒字決算である。

4月23日にオープンした「寄り道パーキング若山の庄」も5月末までに約6,000人もの方が利用したそうで、まずは好調な出だしである。

そんな中、市長提案説明でもっとも時間を割いたのが開幕まで82日となった奥能登国際芸術祭。
11の国・地域から39組のアーティストの参加が決まり、徐々に作品の制作活動も始まっているが、市民の関心の高まり、開催機運の盛り上がりはいかほどか。
最も心配する財政面では文化庁の補助金が満額ではなかったものの5,920万に決定し、まずは安堵。
地方創生交付金も前大臣の力か3,275万円いただけることが決まったとのこと。

ふるさと納税の返礼品に芸術祭のパスポートとガイドブックのセットが登場し、臨時災害放送局として協定を締結したラジオななおは許可期間の9月の1カ月間、芸術祭情報の発信にも活用するという。

奥能登国際芸術祭一色とまでは言わないが、庁内、芸術祭成功に向けて足並みはそろってきたよう。

一般質問は1週間後の6月20日(火)午前10時から。
今回から、従来の一括方式(まとめて全部質問し、市長、副市長、教育長、総務課長・・・という順序で答弁する。質問の順序と答弁の順序は一致しないので聞いて人にはわかりにくい)に加え、質問、答弁を大項目ごとにおこなう分割方式も新たに導入され、質問者は一括方式と分割方式の選択が可能となる。
一般質問の風景、少しは変わるか?
私は分割方式で行う予定。


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