雑誌「広告批評」の元編集長だった島森路子さんが亡くなった。
はや30年ほど前になるが、大学を出てサラリーマンをしていた頃、これはおもしろい、勉強になる!と趣味と実益(大いに仕事の役にも立った)を兼ねてよく読んでいた雑誌である。
残念ながら広告批評は一冊も手元に残っていないが、島森路子さんが書いた本があったはずと思いだし本棚をさがすと「広告のなかの女たち」(大和書房、1984年刊、1300円)があった。
明治から昭和にかけて女性が登場した50の広告にスポットをあて、広告の狙いからその当時の世相までわかりやすく読み解いてある。あらためて目を通すと、日本の近現代史を振り返る上でもなかなかおもしろい本である。
私の記憶に残るCMを拾い出すと、
・ミノルタの研ナオコ
・資生堂の真行寺君枝
・エメロンなど11本のCMに登場したアムネス・ラム
・新潮文庫の桃井かおり
・オリンパスの大場久美子
・ミノルタの宮崎美子
・フジフィルムの岸本加世子
・サントリーの大原麗子
・サントリーの田中裕子
などなど
まだ66歳。残念な死である。
今日の朝日新聞には、たまたま島森路子さんとともに広告批評を創刊し、広告ブームに火をつけた天野祐吉さんのコラムが掲載されている。
毎回楽しみに読んでいるが、今回も天野さんらしい指摘である。
はや30年ほど前になるが、大学を出てサラリーマンをしていた頃、これはおもしろい、勉強になる!と趣味と実益(大いに仕事の役にも立った)を兼ねてよく読んでいた雑誌である。
残念ながら広告批評は一冊も手元に残っていないが、島森路子さんが書いた本があったはずと思いだし本棚をさがすと「広告のなかの女たち」(大和書房、1984年刊、1300円)があった。
明治から昭和にかけて女性が登場した50の広告にスポットをあて、広告の狙いからその当時の世相までわかりやすく読み解いてある。あらためて目を通すと、日本の近現代史を振り返る上でもなかなかおもしろい本である。
私の記憶に残るCMを拾い出すと、
・ミノルタの研ナオコ
・資生堂の真行寺君枝
・エメロンなど11本のCMに登場したアムネス・ラム
・新潮文庫の桃井かおり
・オリンパスの大場久美子
・ミノルタの宮崎美子
・フジフィルムの岸本加世子
・サントリーの大原麗子
・サントリーの田中裕子
などなど
まだ66歳。残念な死である。
今日の朝日新聞には、たまたま島森路子さんとともに広告批評を創刊し、広告ブームに火をつけた天野祐吉さんのコラムが掲載されている。
毎回楽しみに読んでいるが、今回も天野さんらしい指摘である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます