北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

珠洲焼館  市直営でのオープンは4月26日

2013-04-11 | 情報
 休館中の珠洲焼館が4月26日にオープンする。

 リニューアルオープン!!と言いたいとこだが、施設が大胆な変身を遂げてのオープンというわけではない。見た目としては奥のスペースにも商品が並べられるので、売り場が少し広くなる程度だろう。
 いずれにしても、春休み中は休館ということで来館された方には迷惑をかけたが、GW前には再び開館するので、無料化されたのと里山海道を利用して、ぜひ多くの方に訪れていただきたい。

 ところで現在、何のために休館しているかと言えば、施設入口にも珠洲市観光サイにも商品入替のためと表示されている。
 確かに、どの程度かはわからないが商品が入れ替わるのは事実である。だけどそれ以上に大きな変化は、実は経営主体の変更である。
 1989年から続いてきた(財)鉢ヶ崎リゾートが昨年、経営の行き詰まりを理由に閉館を検討。そこで珠洲市は珠洲焼の振興には珠洲焼資料館と陶芸センター、そして作品の販売を担う珠洲焼館の3施設の存在が不可欠との判断から(財)鉢ヶ崎リゾートから施設を購入し、珠洲市が直接経営することにしたのである。

 私は、この間の(財)鉢ヶ崎リゾートの珠洲焼館の経営には多くの問題、課題があると感じていたので、ここで市が直接珠洲焼館の経営に責任を負っていこうとすること自体は、珠洲焼の振興にプラスになると判断し、市直営の方針を支持した。

 先の3月議会ではH24年度補正予算に珠洲焼館購入事業費300万円、H25年度予算に珠洲焼館運営事業費711万1千円が計上され、いずれの予算案も私を含め全議員の賛成で可決された。新たに「珠洲焼館の設置及び運営に関する条例」も制定された。

 1昨日には新たに珠洲焼館利用要領も作成され、陶工の皆さんのもとへ郵送された。

 準備万端、あとは作品が納入され再スタートを待つだけといいたいところだが、現在、市の担当課はオープンを前に難題山積、四苦八苦のなかにあり、陶工の間には戸惑いが広がり、そして私は補正予算に賛成してしまったことを反省、後悔する日々である。

 反省の詳細は後日、あらためて書くこととしたい。

 今日は、「珠洲焼館4月26日市直営でオープン!」の案内まで。
 


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