北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

一川保夫防衛大臣に問責決議

2011-12-09 | 平和
 防衛大臣の適格に欠ける、と指摘されればまさにその通り。沖縄の怒りも当然。このままではますます国益を損なうという指摘もその通りである。
 あとはどういうタイミングで、どういうシナリオの中で辞任するかである。

 皆さんの怒りは当然だろうし、地元石川2区の支持者の皆さんはさぞやがっかりしておられることだろう。

 私の感情はと言えば、実は申し訳ないという思いが先に立つ。

 昨年まで在籍した石川県平和運動センターは、組織として選挙運動を直接担うことはないが、民主党議員の皆さんとは何かと連携・協力関係にあり、年明けの新春の集いには一川さんにも参加してもらっていた。総会にもメッセージを寄せてもらっている。
 後悔先に立たずだが、しつこいくらいにこちらからも普天間問題をはじめとした沖縄のたたかいについて情報を出し、基地関係の申し入れなどにも協力を求め、あるいは集会などでも参加を呼び掛けてくればよかったのではないかと今ごろになって反省している。
 
 平和運動センターを通じて小松基地の爆音訴訟連絡会の委員もさせてもらっていたが、小松の爆音訴訟原告団は沖縄の嘉手納爆音訴訟原告団はじめ全国の基地爆音訴訟を担う原告団と連絡会を結成し、相互交流を含め密接に連帯し、たたかっている。

 基地問題が最大の地元課題となっている小松市を地元する国会議員が、「素人」発言にはじまり、田中沖縄防衛局長発言、少女暴行事件について「詳細はしらない」発言。「琉球処分????」などなど・・・

 沖縄の皆さんから、石川県平和運動センターは、一川大臣とは新春の集いに来賓として招くほどの関係にありながら、沖縄問題についてあの認識とは一体どうなっているんだ!!と叱られたら一言もない。

 石川2区を地盤とする田中美絵子衆議院議員には騒音問題はじめ基地問題については話をさせてもらったことはあるが、元自民党、そして新進石川経由の民主党議員の一川さんにはこちらも遠慮していたかもしれない。

 「申し訳ない」はもちろん沖縄の皆さんに申し訳ないという思いだが、一川さんに対しても協力関係にあった組織の中心にいた者として少なからず申し訳ない気持ちが湧いてくる。
 


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