昨日からの雪、そして今朝の冷え込みも厳しく天候が心配される中、「さよなら!志賀原発」七尾集会が10時から七尾サンライフプラザで開催された。
会場には富山からの参加者約100人、県内各地からも400人以上が集まり満席で、床で座る人、後ろで立ったままの人も。
地元七尾市の笹川栄子さんの司会ではじまり、石川県平和運動センター柚木光代表のあいさつ、そして富山県からの参加者を代表して富山県平和運動センター山崎彰議長の連帯のあいさつを受けた後、福島県平和フォーラム事務局次長の國分俊樹さんから「放射能の現状と今後の課題」と題しての講演。
冒頭、寅さんの「男はつらいよ」のメロディーが・・・そしていきなり國分さんが歌いだした。
題して「被ばく者はつらいよ」。
自身、この9か月で外部被曝だけでも3000~4000μSv、一般公衆の被曝限度(1000μSv)をはるかにこえている。加えて内部被曝はどれだけかさえわからない。そんな中での恐怖を語った。
さらに原発防災は爆発、移住、補償も含めリアルな計画が必要と福島の教訓を踏まえ対策を語った。
また、専門家すぐに現地に入り無責任な安全論を振りまき、補償では住民を分断する国、東電の対応は、水俣病のときと全く同じパターンだと指摘した。
ここ数日、福島産の新米から放射能が検出されていることについて、作付制限の調査方法が「15haに2点」の抽出調査で、当然予想された結果だと指摘。10m離れただけで一桁、二桁放射線量が違うことを自ら足で歩いて調査した人たちは皆知っている。私でも先般いわき市へ行って実感した。佐藤知事は対応の甘さを認めていたが、「安全!」「安全!」と風潮して歩く「専門家」の話ばかり聞いている、あるいは住民に聞かせようとしている行政の延長線上として、当然の結果と言わざるをえない。
福島県産だから危険というわけではない。綿密な土壌調査と出荷段階の全量検査、暫定基準値以下も含め測定値の公表し、安全な福島県産が流通する仕組みをつくることが大切である。
安全な食材を食べれるかどうか、経済力で違いが出てきている現状も指摘。
除染についても「ムダ!」と一喝。必要な対応から目をそらさせるものだと警告した。
続いて七尾市の常福寺副住職・畠山浄さんが「こどもたべ物基金」の取り組みを報告。放射線を測定器を福島に送る運動を続け、市民放射能測定室「TEAM二本松」発足に至った。
先般、明らかになった明治ステップの放射能汚染の検出につながった。放射能検出後の明治側の姿勢も報告され、マスコミなどの協力もあってようやく会社側の対応がはじまったと厳しく指摘した。
会場では「こどもたべ物基金」のカンパが呼びかけられた。
最後に志賀町の堂下健一町議が志賀町の状況を報告。北電側の再稼働に向けた根回しが進んでいると指摘し、再開阻止への決意が述べられた。
集会後、七尾労働会館前に移動し、市内をパレード。
天候は一気に回復し青空。スタート前に記念写真。
七尾市内のデモは、2年前の国民保護実動訓練に対する抗議行動以来か。
そのときの参加者は約200人だったが、「戦争につながる国民保護実動訓練はんた~い!」の声が市内に大きく響き渡り、その後、実動訓練は中止されている。
今日はその時の倍以上の参加者によるパレード参加者。
再稼働阻止への大きなステップとしていきたい。
会場には富山からの参加者約100人、県内各地からも400人以上が集まり満席で、床で座る人、後ろで立ったままの人も。
地元七尾市の笹川栄子さんの司会ではじまり、石川県平和運動センター柚木光代表のあいさつ、そして富山県からの参加者を代表して富山県平和運動センター山崎彰議長の連帯のあいさつを受けた後、福島県平和フォーラム事務局次長の國分俊樹さんから「放射能の現状と今後の課題」と題しての講演。
冒頭、寅さんの「男はつらいよ」のメロディーが・・・そしていきなり國分さんが歌いだした。
題して「被ばく者はつらいよ」。
自身、この9か月で外部被曝だけでも3000~4000μSv、一般公衆の被曝限度(1000μSv)をはるかにこえている。加えて内部被曝はどれだけかさえわからない。そんな中での恐怖を語った。
さらに原発防災は爆発、移住、補償も含めリアルな計画が必要と福島の教訓を踏まえ対策を語った。
また、専門家すぐに現地に入り無責任な安全論を振りまき、補償では住民を分断する国、東電の対応は、水俣病のときと全く同じパターンだと指摘した。
ここ数日、福島産の新米から放射能が検出されていることについて、作付制限の調査方法が「15haに2点」の抽出調査で、当然予想された結果だと指摘。10m離れただけで一桁、二桁放射線量が違うことを自ら足で歩いて調査した人たちは皆知っている。私でも先般いわき市へ行って実感した。佐藤知事は対応の甘さを認めていたが、「安全!」「安全!」と風潮して歩く「専門家」の話ばかり聞いている、あるいは住民に聞かせようとしている行政の延長線上として、当然の結果と言わざるをえない。
福島県産だから危険というわけではない。綿密な土壌調査と出荷段階の全量検査、暫定基準値以下も含め測定値の公表し、安全な福島県産が流通する仕組みをつくることが大切である。
安全な食材を食べれるかどうか、経済力で違いが出てきている現状も指摘。
除染についても「ムダ!」と一喝。必要な対応から目をそらさせるものだと警告した。
続いて七尾市の常福寺副住職・畠山浄さんが「こどもたべ物基金」の取り組みを報告。放射線を測定器を福島に送る運動を続け、市民放射能測定室「TEAM二本松」発足に至った。
先般、明らかになった明治ステップの放射能汚染の検出につながった。放射能検出後の明治側の姿勢も報告され、マスコミなどの協力もあってようやく会社側の対応がはじまったと厳しく指摘した。
会場では「こどもたべ物基金」のカンパが呼びかけられた。
最後に志賀町の堂下健一町議が志賀町の状況を報告。北電側の再稼働に向けた根回しが進んでいると指摘し、再開阻止への決意が述べられた。
集会後、七尾労働会館前に移動し、市内をパレード。
天候は一気に回復し青空。スタート前に記念写真。
七尾市内のデモは、2年前の国民保護実動訓練に対する抗議行動以来か。
そのときの参加者は約200人だったが、「戦争につながる国民保護実動訓練はんた~い!」の声が市内に大きく響き渡り、その後、実動訓練は中止されている。
今日はその時の倍以上の参加者によるパレード参加者。
再稼働阻止への大きなステップとしていきたい。
当然、あなた方の反対活動の成果でもない
人の町のことに土足で踏み込んではいけない
http://www.kokuminhogo.go.jp/torikumi/kunren/index.html
2009年当時の状況でいいますと、1都道府県で3回も実動訓練を行うところはごくわずかで、まして同じところで2回も実動訓練を実施したところなど、全国的にもほとんど例がなかったと思います。
七尾市でなぜ2回もおこなわれたか、推測はいろいろできますが、県や国の意図は不明です。ただ、石川県は国民保護実動訓練に非常に熱心な県であったということだけは間違いなく言えます。
「中止」というのは確かにすでにある具体的計画をなくした意味で使うとすれば正確でないかも知れませんが、2年続けて予定を入れたいが入れさせなかったと意味で2年連続の中止に追い込んだと言えるとは思っています。
この間の実動訓練の問題点については昨年11月4日のブログでも紹介しましたが、レポートにまとめていますのでよろしかったらご覧ください。
http://www1.cnh.ne.jp/s-kitano/Myopinion/10jitiken.pdf
「人の町のこと」と言われますが、国および石川県が中心となって実施する訓練であり、根拠となる法律や計画の問題点からして、すべての国民、県民が口出しすべきだと私は思っています。デモ行進も憲法上の権利として認められており、当然ながら七尾署にも道路使用許可申請を出しています。よそ様の庭先に土足で勝手に入り込むような受け止め方をされても困ります。