県の廃棄物処理施設専門委員会の答申から一週間、一気に知事許可へと手続きは進んだ。
12月県議会での議論を避けようとしたのか、答申がすべてで、県独自で検討する気がなかったのか。
許可にあたって県は「希少動植物自然環境への配慮」など10項目の留意事項をつけたとのことだが、「野生鳥獣の生息に適した環境」として指定された鳥獣保護区のど真ん中を開発する計画に許可を与えておいてそれはないだろう。
上の文書は世界農業遺産に関わるGIAHSイニシアティブとGIAHSプロジェクトアクションプラン。
生態系の頂点に君臨する捕食性鳥の重要性を指摘する一方で、里山を維持保全する仕組みが壊れて生物多様性への重大な脅威となっていることに警鐘を鳴らしている。
空しい文書だ。
県が新たな生物多様性への脅威として登場した。
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