北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

地域大学連携サミット2014 in穴水

2014-10-18 | 活動報告


10月17~18日にかけて穴水町で開催されている域学連携サミットに参加。
といっても日程の関係で最初の2時間ほど聞いただけ。

2本の基調講演を聞かせてもらったが、とても刺激的な内容。

最初の講演は長崎県対馬市の志多留という人口わずか61人の集落に地域おこし協力隊として移住した川口幹子さん。
テーマは「対馬で学生たちが学んでいること、そして島民はどう変わったのか」。
1人の移住が起爆剤となってわずか3年間で地域が活き活きと変わっていく様子が報告される。
川口さんのパワーも大きいだろうけど、域学連携の可能性を十二分に伝えてくれる内容だった。



続いて長野県木島平村で活動する井原満明さん。
テーマは「地域の資源を活かし学生たちの学びを創造する」。
農村文明の創生という深い理念、そして豊富かつ活発な活動の報告。
川口さんに続き、域学連携の可能性をさらに大きく感じさせる内容。

その後の事例報告も聴きたかったがここまで。

穴水町役場3階のホールは満席。
能登キャンパス構想推進協議会が発足して4回目のサミットだが、能登も次の段階にどう進めるか広く考える契機になりそう。


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