北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

被爆72周年「反核平和行進」奥能登集会

2017-06-23 | 平和
   

6月23日、沖縄慰霊の日の今日、原水禁の被爆72周年反核平和行進・奥能登集会が輪島市のマリンタウン駐車場で開催された。

私も連帯のあいさつの機会をいただいたので、一昨日の谷本知事発言に触れる。

私たちの核廃絶運動は「核と人類は共存できない」をスローガンに掲げ、命や人権の対極にある核を許さないという決意の下、長年にわたって進めてきた。
志賀原発が狙われるからと言って、北朝鮮の国民を餓死させる、命や人権をないがしろにするという手段で核攻撃を阻止するという発想は、論理も支離滅裂だが、なにより私たち原水禁の運動とはまったく相いれないものであることを指摘した。

谷本知事は、「餓死発言」は人権軽視で過激だからとの理由で撤回を表明したが、国民の生活に制裁を課していく必要性は否定していない。
さぞや県庁には抗議が殺到しているかと言えば、必ずしもそうでもないらしい。県民ファーストで当然との声もある。
安倍政権がこの間、改憲を掲げ、特定秘密法や戦争法、共謀罪法などを強行する中でつくってきた時代の空気が、かつて私たちが誕生させた谷本知事にまで浸透してきていることを深刻に受け止め、地域の運動につなげていかなければならない。

それにしても、谷本知事もそこまで志賀原発への攻撃を心配し、警戒するのならば、一日も早い廃炉こそ真剣に考えてもらいたい。

以上のようなあいさつをし、集会後、輪島市内をデモ行進。

ちなみにデモ行進の速度なら私も一緒に歩ける。
退院後初めて一日の歩数が4000歩を超える


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