金沢シネモンドで上映中の「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」。
今日観ないと観れる日がないと今朝気付き、予定変更、午後から富山市内で開催される社民党自治体議員団全国会議の前に金沢へ走る。
沖縄本島北部の東村高江のオスプレイの訓練施設反対闘争に焦点を当て、沖縄問題を抉り取った三上智恵監督の「標的の村」の続編ともいえる作品である。
辺野古新基地建設に突き進む安倍政権に対して、ど真ん中の剛速球あり、アウトコース低めのスプリットあり、インコースに食い込むシュートありと、緩急まじえた完璧な構成でキリキリ舞いさせる。
権力を振りかざすことだけで薄っぺらな思想しかない安倍総理に対して、辺野古新基地建設阻止のたたかいの内実がいかに豊かであるかを明らかにした三上智恵監督の渾身の作で、ぜひ一人でも多くの人に観ていただきたいと思う。
金沢シネモンドでは今週の金曜日までの上映予定である。
現下の最大の政治的争点である戦争法案阻止のたたかいの意義が、沖縄のたたかいを通して一層鮮明になっていくが、このドキュメンタリ-で焦点が当てられた人物の1人が山城博司さん(沖縄平和運動センター議長)である。
辺野古現地のたたかいのリーダー「ヒロジさん」として紹介されているが、このドキュメンタリー用の映像の収録が終わった後、突然病に倒れ、現在、闘病の身にある。
沖縄の怒りを体現する山城さんの闘志あふれる姿、人間味あふれる振る舞い、そして全国の仲間の気持ちを奮い立たせる山城節が随所に紹介されているが、それらすべてが、文字通り自身の命を削りながらのたたかいだった。
私を含め、山城さんを知る全ての人は涙無くしてみれないだろう。
一日も早い回復を心から祈らずにはいられない。
同時に「これでは沖縄は日本の植民地だ!」という山城さんの怒りの声を胸に刻み、明日からのたたかいにつなげていかなければならない。
最後に東京・大阪・横浜での上映に寄せられた山城博治さんのコメントを紹介。
是非お読みください。
——————
今日、東京東中野ポレポレ劇場で『戦場ぬ止み』本格上映が始まると聞き及びました。7月11日から那覇市桜坂劇場で始まった沖縄上映が、連日超満員の大盛況となって、映画を観入る観客に大きな感動と勇気を鼓舞し続けていると云われるように、東京における上映会が沖縄と同様に、熱気溢れる映画会となることを願ってやみません。
幸い、全国に先駆けて上映された5月のポレポレ劇場での上映会が非常に好評だったと伝えられており、それに引き続く今回の第2弾も間違いなく、歓呼の嵐のなかで迎えられること間違いないものと確信します。その上で、この映画に込められている、「戦争の脅威に終止符を打つ」流れを、東京と沖縄、東京と全国を結んで造って参りましょう。
安倍内閣は圧倒的大多数の国民が反対する「安保法案」を強行に法制化させようと躍起です。
沖縄では辺野古新基地建設に反対する県民の意思を踏みにじって、埋め立て工事を強行使用としています。
問われているのは、いずれも民主主義の内実であり、主権者の基本的人権です。この映画、東京で全国で広く上映され、戦後70年曲がりなりにも守られてきた戦後民主主義をなきものにしようとする安倍政治を糺す契機となり、さらには全国と沖縄の理解と連帯が深まる契機となることを願ってやみせん。
東京の皆さん。どうぞ映画を広めてください。そして全国で連帯の輪を広めて、この怒濤の反動の時代を共に力強く生き抜いて参りましょう!!
今日観ないと観れる日がないと今朝気付き、予定変更、午後から富山市内で開催される社民党自治体議員団全国会議の前に金沢へ走る。
沖縄本島北部の東村高江のオスプレイの訓練施設反対闘争に焦点を当て、沖縄問題を抉り取った三上智恵監督の「標的の村」の続編ともいえる作品である。
辺野古新基地建設に突き進む安倍政権に対して、ど真ん中の剛速球あり、アウトコース低めのスプリットあり、インコースに食い込むシュートありと、緩急まじえた完璧な構成でキリキリ舞いさせる。
権力を振りかざすことだけで薄っぺらな思想しかない安倍総理に対して、辺野古新基地建設阻止のたたかいの内実がいかに豊かであるかを明らかにした三上智恵監督の渾身の作で、ぜひ一人でも多くの人に観ていただきたいと思う。
金沢シネモンドでは今週の金曜日までの上映予定である。
現下の最大の政治的争点である戦争法案阻止のたたかいの意義が、沖縄のたたかいを通して一層鮮明になっていくが、このドキュメンタリ-で焦点が当てられた人物の1人が山城博司さん(沖縄平和運動センター議長)である。
辺野古現地のたたかいのリーダー「ヒロジさん」として紹介されているが、このドキュメンタリー用の映像の収録が終わった後、突然病に倒れ、現在、闘病の身にある。
沖縄の怒りを体現する山城さんの闘志あふれる姿、人間味あふれる振る舞い、そして全国の仲間の気持ちを奮い立たせる山城節が随所に紹介されているが、それらすべてが、文字通り自身の命を削りながらのたたかいだった。
私を含め、山城さんを知る全ての人は涙無くしてみれないだろう。
一日も早い回復を心から祈らずにはいられない。
同時に「これでは沖縄は日本の植民地だ!」という山城さんの怒りの声を胸に刻み、明日からのたたかいにつなげていかなければならない。
最後に東京・大阪・横浜での上映に寄せられた山城博治さんのコメントを紹介。
是非お読みください。
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今日、東京東中野ポレポレ劇場で『戦場ぬ止み』本格上映が始まると聞き及びました。7月11日から那覇市桜坂劇場で始まった沖縄上映が、連日超満員の大盛況となって、映画を観入る観客に大きな感動と勇気を鼓舞し続けていると云われるように、東京における上映会が沖縄と同様に、熱気溢れる映画会となることを願ってやみません。
幸い、全国に先駆けて上映された5月のポレポレ劇場での上映会が非常に好評だったと伝えられており、それに引き続く今回の第2弾も間違いなく、歓呼の嵐のなかで迎えられること間違いないものと確信します。その上で、この映画に込められている、「戦争の脅威に終止符を打つ」流れを、東京と沖縄、東京と全国を結んで造って参りましょう。
安倍内閣は圧倒的大多数の国民が反対する「安保法案」を強行に法制化させようと躍起です。
沖縄では辺野古新基地建設に反対する県民の意思を踏みにじって、埋め立て工事を強行使用としています。
問われているのは、いずれも民主主義の内実であり、主権者の基本的人権です。この映画、東京で全国で広く上映され、戦後70年曲がりなりにも守られてきた戦後民主主義をなきものにしようとする安倍政治を糺す契機となり、さらには全国と沖縄の理解と連帯が深まる契機となることを願ってやみせん。
東京の皆さん。どうぞ映画を広めてください。そして全国で連帯の輪を広めて、この怒濤の反動の時代を共に力強く生き抜いて参りましょう!!
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