自衛隊の募集パンフ・リーフ。
これらすべてに共通して入っているロゴがこれ。
「平和を仕事にする」を額面通り受け止めるかどうかはともかく、今後は安倍政権お墨付きの「戦争」が自衛隊の任務に加わる。
「戦争を仕事にする」へ大転換である。
ところで上記パンフ・リーフはどこで手に入るかご存じだろうか。
珠洲市民のみなさんなら珠洲市役所一階ロビーにいけば置いてあるのですぐに入手できる。
おそらく他の自治体も似たようなところにあるだろう。
自衛隊が勝手に置いていったのではない。
「自衛官募集事務」として、昨年度は国から1万8千円の委託金を受けて、置かせてあげている(今年度予算も1万8千円を見込む)。
つまり珠洲市も「平和を仕事にする」自衛官の募集に協力しているのである。
これまで「平和を仕事にする」と信じ、決意し、下記宣誓文を読みあげ、自衛隊に入隊した若者が珠洲市でも何人もいる。
宣 誓
私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊の使命を自覚し、日本国憲法 及び法令を遵守し、一致団結、厳正な規律を保持し、常に徳操を養い、人格を尊重し、心身を鍛え、技能を磨き、政治的活動に関与せず、強い責任感をもつて専心職務の遂行に当たり、事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います
まさに契約違反である。
北陸中日新聞(7月3日)
募集に協力してきた自治体も、「知りません」とか「国の決めたことだからコメントできません」では済まないはずだ。
最低限、募集の事務の一端を担うこれらのパンフを今後も配り続けるのかどうか、当事者としての判断が問われる。
ちなみに三重県松阪市の山中光茂市長は今日(7月3日)、集団的自衛権行使を容認する1日の閣議決定は、国民の平和的生存権を保障する憲法に反するとして、違憲確認を求めて提訴する方針を明らかにした。
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