福井地裁・樋口裁判長は高浜原発3.4号機の運転差止を命じる仮処分命令を発令した。
昨年の大飯原発差止判決同様、多くの国民が素直にうなづける簡潔明瞭な決定文である(要旨はこちら)。
志賀原発を含むすべての国内原発に当てはまる論理で構成された安倍再稼働路線に対する強烈な一撃である。
新規制基準は緩すぎるという極めて真っ当な指摘があったが、これに対して菅官房長官は相も変わらず壊れたテープレコーダーのように「世界一厳しい新規制基準」と繰り返す。
さらに続けて高浜再稼働については「粛々と進めたい」と、辺野古新基地建設では使わないとした「粛々」発言を復活させた。
辺野古では沖縄の民意を無視した民主主義国家にあるまじき暴言。
今回は行政府が司法判断を無視するという法治国家にあるまじき暴言。
これに対して脱原発弁護団 全国連絡会、大飯・高浜差止仮処分弁護団は声明を発表し、「国と電力会社は、今度こそ司法の判断を厳粛に受け止めるべき」と厳しく指弾した。
「粛々」が正しいのか、「厳粛」が正しいのか、国民には一目瞭然である。
沖縄の民意から逃げ回り、今度は司法判断から逃げ回る安倍政権。
強権を振りかざすのは、国民を納得させる論理をもたない政権の脆さの証明でもある。
沖縄のたたかいと脱原発のたたかいは確実に安倍政権を追い込んでいる。
昨年の大飯原発差止判決同様、多くの国民が素直にうなづける簡潔明瞭な決定文である(要旨はこちら)。
志賀原発を含むすべての国内原発に当てはまる論理で構成された安倍再稼働路線に対する強烈な一撃である。
新規制基準は緩すぎるという極めて真っ当な指摘があったが、これに対して菅官房長官は相も変わらず壊れたテープレコーダーのように「世界一厳しい新規制基準」と繰り返す。
さらに続けて高浜再稼働については「粛々と進めたい」と、辺野古新基地建設では使わないとした「粛々」発言を復活させた。
辺野古では沖縄の民意を無視した民主主義国家にあるまじき暴言。
今回は行政府が司法判断を無視するという法治国家にあるまじき暴言。
これに対して脱原発弁護団 全国連絡会、大飯・高浜差止仮処分弁護団は声明を発表し、「国と電力会社は、今度こそ司法の判断を厳粛に受け止めるべき」と厳しく指弾した。
「粛々」が正しいのか、「厳粛」が正しいのか、国民には一目瞭然である。
沖縄の民意から逃げ回り、今度は司法判断から逃げ回る安倍政権。
強権を振りかざすのは、国民を納得させる論理をもたない政権の脆さの証明でもある。
沖縄のたたかいと脱原発のたたかいは確実に安倍政権を追い込んでいる。
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