冬の間、休館していた旧・本小学校の「紀の川文庫」。
再開が遅れ、春を通り越して6月になるが、再開オープンの記念講演として、石川県原爆被災者友の会事務局長の西本多美子さんを講師に招いて「被ばく70年 世界にとどけ!被爆者の声」と題して話をしていただく。
日時 6月14日(日)10時~
会場 旧本小学校1階教室
参加費 無料(会場カンパをお願いします)
西本さんとは私が県平和運動センター事務局長を務めていた時からのお付き合いだ。
金沢市内での非核平和行進では毎年、連帯のあいさつをお願いし、原爆被災者の筆舌に尽くしがたい苦しみを生々しく語ってもらった。
石川原水禁の総会で記念講演をお願いしたこともある。
幼少の頃の被爆体験、被爆認定訴訟などを通じての被爆者の権利擁護、そして核廃絶の取り組みでも東奔西走しておられ、これらのテーマを語り尽くせるのは県内では西本さんをおいて他にいない。
先般のニューヨークで開かれたNPT再検討会議にも参加し、さらに被爆70年という節目の年でもあり今年例年以上の忙しさだと思うが、無理を言って珠洲まで来てもらうことにした。
珠洲市内では、学校での平和教育を除けば、被爆や核廃絶をテーマにした講演は初めてかと思う。
被爆70年の貴重な機会、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたい。
講演に合わせて、被団協が作成した「原爆と人間」写真パネル(40枚)も展示する。
こちらは8月いっぱいまでの予定。
6月14日以降、日曜日の午前中だけの開館となるが、子どもたちにもぜひ見てもらいたい。
当日は平和の歌のミニライブ、そしてヒロシマ、ナガサキ、平和関連の図書のコーナーも設ける予定。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます