大飯原発直下のF-6断層が活断層かどうかについて、原子力規制委員会の専門家チームが今日、現地視察に入った。
活断層だと認定されればもちろん運転は中止、廃炉の可能性もあるということで大いに注目された。
今日の時点では、活断層だという結論には至らなかったが、関電が破砕帯の存在を否定していた台場浜のトレンチ調査で、関電が報告書で示していた位置とは違う場所で断層が確認されている。
渡辺満久教授によると、「断層運動でできた粘土を確認できた、地層変位は間違いない」とのこと。他の委員も断層の存在自体は否定していない。
今後、あさって日曜日に開かれる会議で、断層の評価や今後の対応について議論されることになる。
今日の調査から注目されることとして、以下2点を指摘したい。
1.まず関電が否定していたところに(年代はともかく)断層が確認されたということは重大である。関電の調査能力がないか、あるいは引き続き活断層隠しに走ろうとしたかのいずれかである。
2.F-6断層が活動した年代の見極めはこれからであるとしても、確実に地層を切っていることは確認されたわけで、まずは止める。止めてからさらに詳細に調べる。これが安全の側に立った対応ではないか。原子力規制委員会の基本的な姿勢が問われている。
活断層だと認定されればもちろん運転は中止、廃炉の可能性もあるということで大いに注目された。
今日の時点では、活断層だという結論には至らなかったが、関電が破砕帯の存在を否定していた台場浜のトレンチ調査で、関電が報告書で示していた位置とは違う場所で断層が確認されている。
渡辺満久教授によると、「断層運動でできた粘土を確認できた、地層変位は間違いない」とのこと。他の委員も断層の存在自体は否定していない。
今後、あさって日曜日に開かれる会議で、断層の評価や今後の対応について議論されることになる。
今日の調査から注目されることとして、以下2点を指摘したい。
1.まず関電が否定していたところに(年代はともかく)断層が確認されたということは重大である。関電の調査能力がないか、あるいは引き続き活断層隠しに走ろうとしたかのいずれかである。
2.F-6断層が活動した年代の見極めはこれからであるとしても、確実に地層を切っていることは確認されたわけで、まずは止める。止めてからさらに詳細に調べる。これが安全の側に立った対応ではないか。原子力規制委員会の基本的な姿勢が問われている。
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