北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

連合石川2012年政策制度討論集会に参加

2012-08-01 | 活動報告
 昨夜は「さよなら志賀原発!実行委員会」に参加。
 今日の午前中は「志賀原発を廃炉に!訴訟」事務局会議。弁護団からも3人の弁護士さんに参加してもらい今後の対応を協議する。

 午後は、2013年度の石川県予算編成に向けた連合石川としての要請項目を議論する「連合石川2012年政策制度討論集会」と金沢での日程が続く。

  

 討論集会では県内各地から構成組織の役員や連合石川地方議員団のメンバーが参加して活発な意見交換が行われた。

 具体的な議論は3つの分科会に分かれておこなわれれるが、私は昨年に続いて第3分科会「環境・資源・エネルギー、食料・農林水産業、地域、交通」に参加。

 志賀原発に関しては原子力防災計画の強化が掲げられているが極めて不十分。加えて、いま全国各地の市民が大きな関心を寄せる直下の活断層問題について言及なし。
 連合内では原発の是非を巡って意見の違いはあるが、安全性の確保と情報公開は組織内の一致点だ。
 今こそ連合石川としても活断層問題について徹底した情報公開、安全性の確認を求めていくべきと要求した。

 また、津波に対する防災対策、世界農業遺産など能登に係る課題について、追加や補強を求める。

 この他、雇用や労働政策、行財政を巡る諸課題、教育などなど、県政全般について、働く者の立場からの政策や制度について議論される。

 現場を抱えた労働組合ならではの要求項目も多々あり、あらためて勉強させられることも多い。

 今後、今日の討論集会の意見も踏まえ県への要請項目がまとめられ、来年度予算編成に向けて知事要請がおこなわれる。

 県内全市町に対しても、県内4地区に置かれた地域協議会が要請を行う予定だ。


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