北野進の活動日記

志賀原発の廃炉に向けた取り組みや珠洲の情報、ときにはうちの庭の様子も紹介。

「脱炭素革命の衝撃」の要約版?!

2018-01-09 | 脱原発


今朝(1月9日)の北陸中日新聞の社説。
読み始めると昨年暮れ(12月17日)に放送されたNHKスペシャル「激減する世界ビジネス”脱炭素革命”の衝撃」の要約版かと思われせるような内容・・・
2015年のパリ協定以降の激変する世界のエネルギー情勢をテーマにした番組で反響も大きく、その「要約版」であっても多くの方に読んでもらう意味は大きいが(Nスペ見てない方は是非どうぞ。見た方も復習でどうぞ!)、北陸中日(東京新聞)だけに最後の方でNスペで触れてなかった原発との関係にも言及している。

温暖化対策や脱炭素社会というと、国内では「だから原発だ!」と勘違いする人がいるが、「温室効果ガス実質排出ゼロ」を目指すパリ協定で、原発の出番はない。
会議に参加した日本政府も恥ずかしくてとても原発依存や原発増設を唱えることはできなかった。
再生可能エネルギーに世界の資金が大きくシフトする中、「原発は絶滅の危機に瀕している」(マイケル・シュナイダーさん)のだ。

日本の原発は世界の潮流に取り残された中で最後に終焉を迎えるのか、その前に政治が脱原発への決断をするのか、政治が決められない中、司法で止めていくのか、いずれにしても原発に展望はない。
間違ってもフクシマに続く悲劇で終焉を迎えるという展開だけは避けなければならない。


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