岐阜新聞(5月9日)
岐阜県議会は5月8日、臨時議会を開き、大飯原発3、4号機について、「福島第一原発事故の検証が十分にできていない状況で容認できない」として再稼働に慎重な対応を求める意見書を全会一致で可決した。
この新聞記事は昨日、岐阜に勤める友人から送ってもらったもの。
「これで福井の隣接県で音沙汰なしは石川だけ」と返事を送ったが、今朝の北陸中日新聞は早速6月の石川県議会で課題になるとし、山田憲昭議長の「議論する必要がある」とのコメントを掲載した。
先日紹介した6月10日の「大飯を止めて原発ゼロに~さよなら志賀原発集会」を企画した背景には、大飯原発再稼働問題が岐阜や京都、大阪府市で議論される中で、石川県はまるで事故の影響を受けない圏外に存在するかのように声があがっていない状況に対し、市民の側からの行動で声を上げていかなければならないという問題意識があった。
関西経済圏や関西の水甕である琵琶湖ももちろん大切だが、風向きを考えると石川県への影響の方がもっと心配である。
この間、県議会では清風・連帯議員などからの問題提起はあったが、自民党などは関心が低かった(関心はあっても避けていたか?)。
こうした中で岐阜県議会の意見書可決という「外圧」がきっかけというのはいささか情けない印象は否めないが、6月議会でしっかりと石川県民の声をふまえた意見書を可決してもらいたい。
なお、中日新聞に詳しいが、昨日、岐阜県議会で新たに議長に就任した駒田誠議員(県政自民クラブ)は就任の会見で、原発は再稼働させず、なんとしても廃炉にすべきだと意見書の内容以上に踏み込んだ思いを語った。原発輸出を進める政府の対応についても批判し、使用済み燃料の問題も、全国都道府県議長会などでも訴えていくとも語った。
岐阜県瑞浪市には高レベル放射性廃棄物処分のための地下研究施設・超深地層研究所があるので、高レベル放射性廃棄物の処分場問題も含め、危機感をもっているのかもしれない。
志賀原発を抱え、腰が引けている石川県議会議長とは対照的な発言である。
市会議員で安住せずに。
議会や議員の報酬や旅費等を良くチェックしてほしい。
市町議会の議員であってもどんどん県議会に意見や要望を出していいと私は思っています。
反対だけかどうかはこの一年間の議会質問や議案に対する採決を見ていただければ明らかだと思います。
議案に対する賛否については、市長提案に対して反対したのは一件だけ。逆に、こちらから提案した意見書や紹介議員になった請願が政友会の反対で通らなかったものが何本もあります。
私のブログのコメントを使って他団体を批判する場合は基本的に削除で対応しますが、私に対する批判はできるだけそのまま掲載したいと思っています。
ただ、私に対するものでも、根拠なく、あるいは事実を歪曲して、批判のための批判に終始するようなコメントは削除する場合もありますのであしからず。
再稼働に関する記事が載っていました。
石川県も遅ればせながら6月議会に何か動きがあ
りそうで興味を持っているところです。
私は北野さんのブログを拝見させていただい て参考になることが多々あります、ブログに関 しては前向きなコメントだと私たちも参考
になるのですが、時々不愉快なコメントがあり
ますね。
市議会議員は市民の立場に立って行政をチェッ クするの事なのですよね。
行政の示す通りなんでもハイ! ハイ!の
ソウーラン節的な議員は困ります。
北野さん今後も市民の立場に立って頑張って
ください。
珠洲市には応援している人たちがいっぱい
いますよ。
原発を駆逐して仕事がなくなったら
平和センター?で自衛隊批判活動。
そんな時福島の事故。まさしく反原で復活の好機。
だから面白い????
人の不幸を面白いと言ってる風にみえますが。
あなたには瓦礫で苦しんでる人々の苦しみがわかりますか?